州崎山古墳群
愛知県西尾市(旧幡豆町)2010年3月訪問
5基
1号
円墳、R14
横穴式石室、玄室長3.6,幅1.35,高1.4m
位置:34°47′42″N 137°10′04″E (日本測地系)
34.7982808 137.16481041(世界測地系)
石室正面

羨道から玄室

玄室奥から、天井石はまぐさ石だけが残る

斜め後方から

横から

2号
円墳、R9
横穴式石室、全長6.4m、玄室長3,幅1.4m
位置:34°47′42″N 137°10′12″E (日本測地系)
34.79828084 137.16703244(世界測地系)
移築復元された墳丘

石室正面、複室石室だそうだ、床面に仕切り石あり

胴張りの玄室、床面に敷石

奥壁は2段積み

奥から外、両袖式

3号
円墳、R9
横穴式石室、全長7.4m、玄室長3.5,幅2m
位置:34°47′45″N 137°10′19″E (日本測地系)
34.79911409 137.16897671(世界測地系
林の中に残る墳丘、石室正面、複室+前庭だそうだ

小口積み胴張りの玄室

奥壁は巨石1枚石、天井石2枚残存

奥から外、まぐさ石が落下

半ば埋め込まれた袖石

玄室上から

玄室横から

4号
円墳
横穴式石室、玄室長3.2,幅1.5,高1.1m
位置:34°47′38″N 137°10′19″E (日本測地系)
34.79716994 137.1689767(世界測地系)
遊歩道脇にある古墳

石室正面、墳丘ははっきりしない

開口部

玄門、玄室、左右に袖石が埋め込まれている

胴張りの玄室、側壁石材の大きさが不揃い

奥壁はやや小さいが1枚石

奥から外、無袖でいいのかな

(見学記)
西尾市東幡豆町造田、遊園地こどもの国内にあり4基が見学可能です。駐車料金が500円かかってちょっと高めですが石室が4基あるからいいかな、ただ広い範囲に散らばっているから結構時間が懸かります。ウイークデイに男一人がやってきたから駐車場係の人が怪訝な顔をしていました。古墳見学に来たんですよ、と言ったけど料金はまけてくれなかった。
まずは芝生広場にある2号墳から。園内案内図にはこれしか載っていません。これは移築された石室で墳丘も復元されています。説明板によると複室石室だそうですが前室天井部は壊失、入り口と中央部にしきみ石があります。玄室は完存やや胴張り床面には敷石袖石を立てた両袖式、奥壁は2段積みです。
周遊路を東に進むと案内標識があります(倒れているけど)。そこから山林内に入って50m程行くと3号があります。墳丘は割と残っていますが石室上部は大きく破壊、最奥の天井石2枚と落ちかけたまぐさ石しか残っていません。羨道も基部が残存。玄室はかなり胴張りで側壁は小口積み、奥壁は巨石1枚石この幅にあわせたのか奥が狭まっています。玄門には片側に側壁に埋め込まれるように大きな石があります。反対側は破壊されたのかよく分かりません。
丘陵裾の広い遊歩道沿いに行くと4号があります(私は丘陵越えのハイキングコースを行ったから時間が懸かった上に古墳がどこにあるのか心配だった)。林道建設の際発見されたそうで羨道が一部破壊されていますが玄室は完存しています。やや持ち送りのある側壁は石材が大小様々で胴張り、奥壁はやや小さめの鏡石を据えています。無袖式ですが壁面に袖石を埋め込んで羨道と区別、片側は天井部まであるはっきりした柱状の石ですが反対側は短く形も中途半端です。ちょっと気になるのが側壁石材の隙間に赤土があること、2号と同じだけど2号は移築だしここも修復かなにかされたのかな。
1号は丘陵上を通る西州崎遊歩道沿いにあります。芝生広場に向かうとき遊歩道東側入り口があったのでこちらから行ってみたのが失敗の元、幾つかのピークを通り過ぎるが何もなくその内急な下り坂になったのでこの先はないだろうと途中の分かれ道で降りてしまいました。西側のサイクル列車広場に行ってそこから遊歩道を登っていくとあっさり見つかった。あのまま遊歩道を通っていけばよかったんだ、疲れた~。上部を失った石室が露出、天井石はまぐさ石が残っているだけ奥壁も埋まってよく見えず。1号だけかなり離れているし状態も一番悪いけどこれだけ見ないというわけにもいかないしな。
5基
1号
円墳、R14
横穴式石室、玄室長3.6,幅1.35,高1.4m
位置:34°47′42″N 137°10′04″E (日本測地系)
34.7982808 137.16481041(世界測地系)
石室正面

羨道から玄室

玄室奥から、天井石はまぐさ石だけが残る

斜め後方から

横から

2号
円墳、R9
横穴式石室、全長6.4m、玄室長3,幅1.4m
位置:34°47′42″N 137°10′12″E (日本測地系)
34.79828084 137.16703244(世界測地系)
移築復元された墳丘

石室正面、複室石室だそうだ、床面に仕切り石あり

胴張りの玄室、床面に敷石

奥壁は2段積み

奥から外、両袖式

3号
円墳、R9
横穴式石室、全長7.4m、玄室長3.5,幅2m
位置:34°47′45″N 137°10′19″E (日本測地系)
34.79911409 137.16897671(世界測地系
林の中に残る墳丘、石室正面、複室+前庭だそうだ

小口積み胴張りの玄室

奥壁は巨石1枚石、天井石2枚残存

奥から外、まぐさ石が落下

半ば埋め込まれた袖石

玄室上から

玄室横から

4号
円墳
横穴式石室、玄室長3.2,幅1.5,高1.1m
位置:34°47′38″N 137°10′19″E (日本測地系)
34.79716994 137.1689767(世界測地系)
遊歩道脇にある古墳

石室正面、墳丘ははっきりしない

開口部

玄門、玄室、左右に袖石が埋め込まれている

胴張りの玄室、側壁石材の大きさが不揃い

奥壁はやや小さいが1枚石

奥から外、無袖でいいのかな

(見学記)
西尾市東幡豆町造田、遊園地こどもの国内にあり4基が見学可能です。駐車料金が500円かかってちょっと高めですが石室が4基あるからいいかな、ただ広い範囲に散らばっているから結構時間が懸かります。ウイークデイに男一人がやってきたから駐車場係の人が怪訝な顔をしていました。古墳見学に来たんですよ、と言ったけど料金はまけてくれなかった。
まずは芝生広場にある2号墳から。園内案内図にはこれしか載っていません。これは移築された石室で墳丘も復元されています。説明板によると複室石室だそうですが前室天井部は壊失、入り口と中央部にしきみ石があります。玄室は完存やや胴張り床面には敷石袖石を立てた両袖式、奥壁は2段積みです。
周遊路を東に進むと案内標識があります(倒れているけど)。そこから山林内に入って50m程行くと3号があります。墳丘は割と残っていますが石室上部は大きく破壊、最奥の天井石2枚と落ちかけたまぐさ石しか残っていません。羨道も基部が残存。玄室はかなり胴張りで側壁は小口積み、奥壁は巨石1枚石この幅にあわせたのか奥が狭まっています。玄門には片側に側壁に埋め込まれるように大きな石があります。反対側は破壊されたのかよく分かりません。
丘陵裾の広い遊歩道沿いに行くと4号があります(私は丘陵越えのハイキングコースを行ったから時間が懸かった上に古墳がどこにあるのか心配だった)。林道建設の際発見されたそうで羨道が一部破壊されていますが玄室は完存しています。やや持ち送りのある側壁は石材が大小様々で胴張り、奥壁はやや小さめの鏡石を据えています。無袖式ですが壁面に袖石を埋め込んで羨道と区別、片側は天井部まであるはっきりした柱状の石ですが反対側は短く形も中途半端です。ちょっと気になるのが側壁石材の隙間に赤土があること、2号と同じだけど2号は移築だしここも修復かなにかされたのかな。
1号は丘陵上を通る西州崎遊歩道沿いにあります。芝生広場に向かうとき遊歩道東側入り口があったのでこちらから行ってみたのが失敗の元、幾つかのピークを通り過ぎるが何もなくその内急な下り坂になったのでこの先はないだろうと途中の分かれ道で降りてしまいました。西側のサイクル列車広場に行ってそこから遊歩道を登っていくとあっさり見つかった。あのまま遊歩道を通っていけばよかったんだ、疲れた~。上部を失った石室が露出、天井石はまぐさ石が残っているだけ奥壁も埋まってよく見えず。1号だけかなり離れているし状態も一番悪いけどこれだけ見ないというわけにもいかないしな。