山口南古墳群

福岡県苅田町 2006年1月訪問、2008年12月再訪

3基

1号
横穴式複室石室
丘陵緩斜面に立地


石室正面、羨道上部壊失


巨石複室石室


前室、玄門、床面には敷石


三角形をした巨石奥壁、何故か右上の石が突き出ている


奥から外、両袖式


前室、奥から


2号
横穴式複室石室、全長8m、玄室幅2.4,高2.5m
位置:33°45′18″N,130°56′01″E (日本測地系)
   33.75828254,130.93123391(世界測地系)
1号下辺り、すっかり荒れ果てている


こちらも羨道上部壊失


長大な複室石室、石室主軸が曲がっているようだ


前室、玄門、左右の袖石が随分違う


前室天井、まぐさ石


玄室


巨石1枚石の奥壁、床面には敷石


奥壁上部、天井


奥から外、一応両袖式


前室奥から、右(山側)側壁が土圧で飛び出している


3号
横穴式石室
大きな墳丘が残っているが

前面崩壊、内部埋没



石室も状態悪そう


(見学記)
(2006年)
山口の集落南側、山裾の道路(広い舗装道だが進入できない)脇に1基の墓がありそこから左手の山道を登っていくと古墳がある(2号墳)。進行方向右手背後に石室が開口しているから見逃すおそれあり(最初この道を途中まで登ったが古墳がなさそうな感じだったので途中で引き返した。後4,50mも行けばあったのに(汗)。石室は入り口に柵がありますが鍵は懸かっていません。墳丘はあまりはっきりしませんが複室構造の石室は前室の一部が崩れている他は良好に残っています。全長は8m、柱状の巨石を使った玄門袖石、幅の割の背の高い石室、床面には敷石と近くの福丸1号に構造がよく似ています。ただ玄室玄門は袖石が片側しかなく複室石室で片袖式というのは初めて見た(ような気がする)。天井石や側壁に巨石を使っていますが特に奥壁は高さ2.5mはありそうな1枚石の巨石からなってます。入り口から見ると玄室がやや右斜めになっているのも福丸1号と同じです。わざわざこのようにしたのでしょうか。帰り際かなり離れた場所に説明板が立っていた。それによると3基から成る古墳群とのこと、2号墳も石室サイズが書いていたが開口しているんだろうか、ちょっと気になってしまった。

(2008年)
08年再訪、2号の30m程上の竹林の中に1号がありました。こちらも南側に開口、2号に匹敵するかそれ以上の複室石室です。これも奥壁は巨石1枚石だけど三角形状。右側壁最上部に分厚い石がせり出しているが元々このように積んだんだろうか。すぐ西側に接するように3号がある。こちらは石室前部が破壊され入り口も土砂で埋まっている。僅かな隙間から中が覗けるが1,2号ほどの巨石ではないみたい。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

故郷に帰ってきたのが2004年ですから割りと早い段階で行っていますね。
あの頃は古墳巡りにグーグルマップは使ってないからどうやって知ったか、OBITOさんとこかな。
文献によって番号が違うのは困りますね、名前も微妙に違うこともあってそうなると検索にも引っかかってこなくなります。
しかしあの辺り一帯は石室の宝庫ですね。
石室だけでなく墳丘も残りがいいのが多いです。
割と近いのでちょくちょく行けそうです。

No title

やはり、すでに訪問済みだったようですね。2000年発行の苅田町教育委員会発行、苅田町の文化遺産によると標高の低いところから1、2、3号としています。文献によって号数が変わるとややこしいですね。それにしても、この古墳群の石室は面白いです。
プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。
メール連絡が必要な方は↑からお願いします

ブログ内検索
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
最新記事
FC2ブログランキング

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

各県市町村別
最新コメント
リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示