ビワノクマ古墳

福岡県行橋市 2001年4月訪問 20年2月再訪

円墳、R25,H4.5、5C前半
竪穴石室
位置:33°43′42″N 130°56′42″E (日本測地系)
   33.73161872 130.94262282(世界測地系)
(2020年)
説明板背後が後円部


後円部頂きには後世のいろんな施設


後円部から前方部、墓地で形状が分かりにくい


前方部から後円部


後円部脇から前方部


前方部脇から後円部、こちらは高まりがはっきり


石室開口分、と言っても後世のもの


これもまだ後世のもの


持ち送りがあり天井の狭い竪穴石室


小口積みの側壁


(2001年)
墳丘現状、墓地造成で発見された


石室内部


(見学記)
(2020年)
行橋市延永、独立丘陵上に造られた前方後円墳です。19年ぶりに再訪、隙間から竪穴石室を覗くことが出来ますが今回は墳形を重点的に観察、全体が墓地になっていますが前方後円墳らしい姿は残っています。前方部はあまり広がらず柄鏡形に近いタイプ、4C末の古いタイプの前方後円墳です。説明板が設置されていてそれによると墳丘の下に土壙墓がありそれを破壊して墳丘が造られているとか。しかも副葬品の鏡が墳丘の土の中から発見されているそうです。鏡の破片では封土の代わりになるわけでもなし何か意味があったのでしょうか。とにかく古墳時代に既に破壊者がいたんだ。県史跡。

(2001年)
丘陵上にある径25mの円墳で5C前半の築造です。竪穴石室を持ちここから鏡、玉、太刀などが出土しています。墳丘築造に際しては周りの箱式石棺などを破壊しているそうです。墓地造成で発見され周りを墓で囲まれ上にも墓石が立ち並んでいます。県史跡。

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