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打上古墳

奈良県明日香村 1999年3月訪問、2003年3月再訪

円墳
横穴式石室、全長8.3m、玄室長4.8,幅2.7,高2.3m
位置:34°27′46″N 135°50′05″E

石室開口部、急斜面上にあり羨道前面は崩壊


玄室、細川谷古墳群中最大級の石室


奥から外、入り口を塞いでいる石は天井石の底面が剥離したもの


(見学記)

五條の古墳を見に行ったが写真撮影に適したのがあまりなく、めぼしいのも午前中に見終わったのでたまには飛鳥観光でもと思って石舞台に行ったらすごい人だかり、すぐあきらめて都塚へ、すぐ近くなのにこちらは誰もいない(あまりいても困るけど)、此処から見る石舞台はまるで砂糖に群がる蟻のよう。さらに細川谷を上っていくと”打上古墳まで 300m”の案内板があった。これはいいものを見つけたと思って登っていったがその道のすごいこと、一応セメント舗装されているが殆ど崖と言っていいような急な坂。それでも道があれば贅沢は言っていられない、張り切って登って行ったが、途中で石室とも自然石ともつかないのがありましたがまさかねー、とうとう行き止まりの墓地まで行きましたがそれらしいのは無し、墓地にも崩壊した石室らしきものがありましたがわざわざ案内板を出すほどの物でなし、結局わからず。もう一度下まで降りてバイクで 300m 計ろうと思いましたが登りはいいが下りが恐ろしくて結局断念...。
と、ここまでは昨年の話。今年はOBITOさんに場所を聞いて行きました。とは言うもののすぐ分かるだろうと思ってよく聞いておかなかったのが失敗の元、またあの急な坂をえっちらおっちら登っていったが大きくカーブする辺りで道を外れて探してみたがやはり分からない。畑にいたおじさんに聞いてみると少し離れたほだ木のある杉林の中とのこと、元の道に戻ると確かにほだ木がある。そこから杉林の中に入り、さらに隣の果樹園の中まで探してみたがやはり分からない(後から思えば果樹園の中で古墳の上に上がり石室のある崖面も覗いていたんだが。雨上がりのこととて足下はぐっしょり、いい加減にいやになって下に降りると地元のおばさんに声をかけられた。

おばさん「打上古墳を見に行ったんですか」
私「はい、でも見つけられなくて」
おばさん「以前、東京から来た人も見つけられなくてそう言って
ましたよ。村長さんにも言っているんですけどね」

で、再々度挑戦(さすがに今度はバイクで行ったけど)それでもしばらく探したあげく崖面に突き出た石室入り口を見つけた時はさすがにほっとしました(どうも石室が露出しているというイメージがあったのが良くなかったみたい)。入り口はかなり狭いが中に入ってみると確かに細川谷古墳群の中では一番大きな石室なんだろうがちょうど大阪の大きな石室を見た後だったのでさほども感じず、ちょっとがっかり。とにかく写真を撮ってみたが石室の中まで靄がかかっていて後で見てみるとねぼけたような像しか写っていずがっかり、もう一度行かなくちゃ。とにかく疲れた。
以前橿考研図書室でこの古墳の場所を聞いていた人がいたし(受付のお姉さんももう二度と行きたくないそうです)たぬきさんも同様の経験をしたそうだし、これ程人を迷わす案内板もそうそうないでしょうね。明日香村の村長さんお願いします、道路脇に小さな案内板を立てるだけでいいんですから。

(03年追記)
前々回は石室内で霞がかかり、前回はアングルが悪かったので又々訪問。これで都合4回目だ(^^;)。しかも道路工事で又歩くことを強いられてしまった。距離も大したことはないしもうこの程度の道ではそれ程大変とは思わないけどね。古墳に言ってみると墳丘前の道に標柱が立っていました。それもアルミ製の立派な物。これで長年多くの訪問者を悩ませたこの古墳も難物の名前から解放させられそうです。打上古墳の案内だけでは勿体ないと思ったのか、石舞台古墳の案内まで書かれているのには笑っちゃったけどね。ここに来る人はまず石舞台古墳の前を通って来ると思うぞ。
[ 2013年03月26日 10:10 ] カテゴリ:明日香村 | TB(-) | CM(0)
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