ヒガンド古墳
奈良県御所市 1997年4月訪問
前方後円墳、TL27,R15,RH3.7,FW13、6C初
位置:34°25′57″N 135°45′12″E (日本測地系)
34.4357862 135.75050626(世界測地系)
墳丘遠望、尾根上に立地

前方部隅から後円部

(見学記)
さらに北1km,稲宿集落西側にある円墳です。集落内に巨勢の路の案内石碑がありその中の安楽寺塔婆に従って行くと新宮山古墳の案内が出てきます。古墳は北に伸びる細長い尾根の先端部に位置し横穴式石室が開口しています。全長 13.6m の石室は羨道玄室ともよく残っていて羨道が多少埋まっていますが中にはいるのは容易です。玄室には奥に箱式石棺,手前に刳抜式家形石棺があります。箱式石棺は3枚の大きな板石が崩れた状態で見えているだけですが,家形石棺は6個の縄掛け突起が付いていて作りも丁寧なようです。突起の1つが欠け奥の小口部に穴が開いている他は遺存状態は良好ですが羨道側に落書きがあります。中に墨書きのきれいな字がありますから,これを見た人が私も書いてみようとして落書きしたんでしょうね。一つの落書きが多くの落書きを生みます。止めましょうね,落書きは。県史跡。
前方後円墳、TL27,R15,RH3.7,FW13、6C初
位置:34°25′57″N 135°45′12″E (日本測地系)
34.4357862 135.75050626(世界測地系)
墳丘遠望、尾根上に立地

前方部隅から後円部

(見学記)
さらに北1km,稲宿集落西側にある円墳です。集落内に巨勢の路の案内石碑がありその中の安楽寺塔婆に従って行くと新宮山古墳の案内が出てきます。古墳は北に伸びる細長い尾根の先端部に位置し横穴式石室が開口しています。全長 13.6m の石室は羨道玄室ともよく残っていて羨道が多少埋まっていますが中にはいるのは容易です。玄室には奥に箱式石棺,手前に刳抜式家形石棺があります。箱式石棺は3枚の大きな板石が崩れた状態で見えているだけですが,家形石棺は6個の縄掛け突起が付いていて作りも丁寧なようです。突起の1つが欠け奥の小口部に穴が開いている他は遺存状態は良好ですが羨道側に落書きがあります。中に墨書きのきれいな字がありますから,これを見た人が私も書いてみようとして落書きしたんでしょうね。一つの落書きが多くの落書きを生みます。止めましょうね,落書きは。県史跡。