巨勢山古墳群(條ウル神古墳他)
奈良県御所市 1992年4月訪問、1997年3月、2002年3月再訪
700基以上からなる全国有数の群集墳
條庚申塚古墳
円墳、R19.5
横穴式石室
位置:34°26′21″N 135°44′44″E (日本測地系)
34.44245193 135.74272904(世界測地系)
石室開口部、玄室奥辺りしか残っていない

玄室奥壁

條ウル神古墳
墳形不明
横穴式石室、玄室長7.1,幅2.4-2.7,高3.8m以上
家形石棺(縄掛け突起が側面に3、小口部に1の計8個)
位置:34°26′24″N 135°44′50″E (日本測地系)
34.44328519 135.74439552(世界測地系)
墳丘(東から)

玄室、石棺、02年、巨大石室と石棺が再確認されて話題となった

323号
円墳
横口式石槨墳
位置:34°25′53″N 135°43′45″E (日本測地系)
34.43467478 135.72634193(世界測地系)
石室正面、群中現存唯一の石槨墳

組合式石槨、閉塞石を填め込む溝がある、天井石にひびが入って危険な状態

471号
前方後円墳、5C後半
位置:34°26′15″N 135°44′07″E
前方部隅から後円部(92年当時)手前辺りに室古墓が埋っていたようだ

772号
6C後半
471号前方部隅を利用して造られた小型石室

巨勢山室古墓
木炭木槨墓、平安初期
巨勢山471号前方部斜面を利用して構築

(見学記)
條ウル神古墳
3月23日、條ウル神古墳の現地説明会に行ってきました(この日のために旅の予定を一部変更。当日はまずまずの天気でバイクでお出かけ、車なら無理だけどバイクなら側まで行けるだろうと思ったのが大間違い、要所要所に人が配置されていて近寄れず結局西側の臨時駐車場に行く羽目に。駐車場は既に車や人で一杯、新聞で大々的に報道されたせいでしょうか大阪や京都などの近隣ナンバーも混じっていました。バイクのナンバーを見た係の人から仙台から来たのと聞かれてしまった。まー間違いではないけどね。ここで説明がされていて後は各自歩いていく。途中に木炭木槨墓の発見された471号がある。ここは10年前に一度来ているがまさかこんな物が埋っていたとはね。更に條ウル神古墳までは1キロ半もあるがかなり手前から行列が並んでる。係の人が2時間待ちですよと言っていてちょっとびびるが並ぶしかないよね。幸い1時間くらいですみました。でも肝心の石室見学は石室の手前から覗くだけ、これは覚悟していたが時間が4人一組でわずか15秒程度、しかも側で係の人がストップウオッチ片手にしっかり計ってるよ。初めの頃は1分くらいだったがだんだん短くなってきたとのこと、まーあの人手ではしょうがないですね。でも写真を撮るのに夢中で殆ど石室の印象が残ってないんだよね。戻ってみると行列がすっかり短くなっているのでもう一度並んで見学、私もも好きだな~。(次の日、OBITOさんと合う予定があったので再度訪問、都合4回見学してしまった)。帰りに室大墓に寄ってみるとここでも石室前に行列が、と言うわけでここの写真は10年前の物です。
巨勢山323号
巨勢山に来たので唯一の横口式石槨墳の323号を見学しました。一応OBITOさんから様子を聞いていたけどかなり大変でした。尾根上にある墓地から僅かの距離ですが道がなく笹藪の中を強行突破、笹だけでなく茨の棘が刺さってしんどいこと。距離も短く100%あるのが分っているから行けますがそうでなければとても行けませんね。石室の様子は写真を見てのとおり、花崗岩を使った天井はひびが入って危険な状態でした。せっかく来たので記念品を置いておく(條ウル神古墳の整理券ですが)。帰りは来た道を通るのがいやだったので杉林の斜面(殆ど崖)を降りていくとちゃんと道があるじゃないですか。こちらを通れば楽に来れたのにね。苦労して上に登ると降りていく道が見つかるのはしばしばありますが。
700基以上からなる全国有数の群集墳
條庚申塚古墳
円墳、R19.5
横穴式石室
位置:34°26′21″N 135°44′44″E (日本測地系)
34.44245193 135.74272904(世界測地系)
石室開口部、玄室奥辺りしか残っていない

玄室奥壁

條ウル神古墳
墳形不明
横穴式石室、玄室長7.1,幅2.4-2.7,高3.8m以上
家形石棺(縄掛け突起が側面に3、小口部に1の計8個)
位置:34°26′24″N 135°44′50″E (日本測地系)
34.44328519 135.74439552(世界測地系)
墳丘(東から)

玄室、石棺、02年、巨大石室と石棺が再確認されて話題となった

323号
円墳
横口式石槨墳
位置:34°25′53″N 135°43′45″E (日本測地系)
34.43467478 135.72634193(世界測地系)
石室正面、群中現存唯一の石槨墳

組合式石槨、閉塞石を填め込む溝がある、天井石にひびが入って危険な状態

471号
前方後円墳、5C後半
位置:34°26′15″N 135°44′07″E
前方部隅から後円部(92年当時)手前辺りに室古墓が埋っていたようだ

772号
6C後半
471号前方部隅を利用して造られた小型石室

巨勢山室古墓
木炭木槨墓、平安初期
巨勢山471号前方部斜面を利用して構築

(見学記)
條ウル神古墳
3月23日、條ウル神古墳の現地説明会に行ってきました(この日のために旅の予定を一部変更。当日はまずまずの天気でバイクでお出かけ、車なら無理だけどバイクなら側まで行けるだろうと思ったのが大間違い、要所要所に人が配置されていて近寄れず結局西側の臨時駐車場に行く羽目に。駐車場は既に車や人で一杯、新聞で大々的に報道されたせいでしょうか大阪や京都などの近隣ナンバーも混じっていました。バイクのナンバーを見た係の人から仙台から来たのと聞かれてしまった。まー間違いではないけどね。ここで説明がされていて後は各自歩いていく。途中に木炭木槨墓の発見された471号がある。ここは10年前に一度来ているがまさかこんな物が埋っていたとはね。更に條ウル神古墳までは1キロ半もあるがかなり手前から行列が並んでる。係の人が2時間待ちですよと言っていてちょっとびびるが並ぶしかないよね。幸い1時間くらいですみました。でも肝心の石室見学は石室の手前から覗くだけ、これは覚悟していたが時間が4人一組でわずか15秒程度、しかも側で係の人がストップウオッチ片手にしっかり計ってるよ。初めの頃は1分くらいだったがだんだん短くなってきたとのこと、まーあの人手ではしょうがないですね。でも写真を撮るのに夢中で殆ど石室の印象が残ってないんだよね。戻ってみると行列がすっかり短くなっているのでもう一度並んで見学、私もも好きだな~。(次の日、OBITOさんと合う予定があったので再度訪問、都合4回見学してしまった)。帰りに室大墓に寄ってみるとここでも石室前に行列が、と言うわけでここの写真は10年前の物です。
巨勢山323号
巨勢山に来たので唯一の横口式石槨墳の323号を見学しました。一応OBITOさんから様子を聞いていたけどかなり大変でした。尾根上にある墓地から僅かの距離ですが道がなく笹藪の中を強行突破、笹だけでなく茨の棘が刺さってしんどいこと。距離も短く100%あるのが分っているから行けますがそうでなければとても行けませんね。石室の様子は写真を見てのとおり、花崗岩を使った天井はひびが入って危険な状態でした。せっかく来たので記念品を置いておく(條ウル神古墳の整理券ですが)。帰りは来た道を通るのがいやだったので杉林の斜面(殆ど崖)を降りていくとちゃんと道があるじゃないですか。こちらを通れば楽に来れたのにね。苦労して上に登ると降りていく道が見つかるのはしばしばありますが。