追坂乢古墳群

岡山県鏡野町(旧富村)2010年4月訪問、9月再訪

4基中3基残存

1号
横穴式石室、全長6m、玄室長3.4,幅1.4,高1.2m
位置:35°09′12″N 133°50′56″E (日本測地系)
    35.15651133 133.84622036(世界測地系)
緩斜面に低い墳丘が残る


手前の石材は動かされているが羨道天井石のようだ


墳丘後方は急斜面になっている


石室正面、羨道は殆ど壊失


玄室は良好、やや埋まるも元々それ程高くはなさそう


一応左下に鏡石を配置、隙間が随分多い


奥から外


2号
横穴式石室、全長9.2m
位置:35°09′08″N 133°50′54″E (日本測地系)
    35.15540034 133.84566489(世界測地系)
1号西側上方斜面にある


墳頂がざっくり盗掘、石材の一部が見えるのみ


上記と反対側から、石室に基底部くらい残っているかもしれない


2号下方にあった、2号あるいは消滅した3号の天井石?、下の空間はゴミ穴です


(見学記)
鏡野町富西谷、4基からなる古墳群です。登美山荘入り口に案内表示がありそこから50m程行った杉林の中に1号があります。円錐形の墳丘がこじんまりと残っていてほぼ裸の状態、南向きに石室開口、羨道は壊失して天井石が前に転がっていますが玄室完存、全長3.4mの小形で持ち送りは殆どなし、奥壁は少し大きな石を下部に据えているが他は小形隙間も多いです。天井石最後部が一段下がっています。3号は道路建設で消滅、2号は道路向かいの斜面を少し上った辺り、重機を通すためでしょうか道が造られていて側に標柱が立っています。墳丘は割と残っているが墳頂が大きく盗掘されています。長9mもの石室があったそうだ。4号は更に上の方、天井石が露出している程度なそうなのでパス。案内板辺りに駐車スペースあり。

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