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西都原古墳群

宮崎県西都市 2001年5月訪問、17年2月再訪

前方後円墳32基、方墳1基、円墳277基、他地下式横穴墓
4C~7C前半
「風土記の丘」第1号

(2017年)
第1支群(28日予定)
第2支群(21日予定)
第3支群
中央支群(仮称)
西支群(仮称)(7月5日予定)
2001年
(クリックでジャンプ)


第3支群
前方後円墳1、円墳87基

分布図:多数の円墳と1基の前方後円墳、右側駐車場から左に伸びる空白域は谷状地形になっている


111号
地下式横穴墓を有する墳丘、左側はその見学施設


上段葺石を展示、墳丘は当然復元で大きくなっている


小さな河原石を使った葺石


墳丘上から、周溝が巡る


円墳群
111号から見た115号、この時は雨あがり、円墳ばかりだし個々の墳丘はパス


左の大きな墳丘が118号、右遠方に265号(船塚)


265号(船塚古墳)
前方後円墳、TL58,R34,RH5.9,FW38,FH5.9
位置:32°07′26″N 131°23′23″E
後円部と前方部がほぼ同じ高さ、群中最後期の前方後円墳、発掘中でした


前方部斜め後方から、左側の台地端の方がやや高くなっている


前方部隅から、こちら側は周溝がハッキリ


二段築成の様子がよくわかる


前方部から後円部


前方部頂部トレンチに石組み、竪穴と言うより箱式石棺のように見える


265号から見た円墳群、右奥が博物館、手前植樹部分が谷状地形


266号
265号東側、台地端に3基の円墳が並ぶ


267号
右後方に268号


268号
どれもほぼ同規模



中央支群(便宜的区分)
男狭穂塚古墳
帆立貝式古墳、R130,RH18
全国最大の帆立貝式古墳
位置:32°07′06″N 131°23′12″E
西側から林越しに撮影、奥に墳丘が見える、撮影地はやや高くなっていて丘陵を削って手前の平坦面を造っている


女狭穂塚古墳
前方後円墳、TL177,R97,RH15,FW109,FH13
九州最大の前方後円墳
位置:32°07′00″N 131°23′12″E
前方部隅辺り


左墳丘、右外堤、その間が周溝


169号(飯盛塚古墳)
円墳、R44,H7、5C前半
位置:32°07′00″N 131°23′12″E
復元墳丘、望遠で撮影すれば十分、男狭穂塚の陪墳


170号(雑掌塚古墳)
円墳、R45,H1.8、5C前半
位置:32°07′02″N 131°23′03″E
復元というより盛り土をして保護か、後方の森が女狭穂塚でその陪墳


171号
方墳
位置:32°06′57″N 131°23′09″E
群中唯一の方墳、後方の森が女狭穂塚


再整備中なんでしょうか


稜線部分に直線上の石列がある


西側高い方からの眺め


205号
手前が鬼の窟古墳周溝、陪墳でしょうか


206号(鬼の窟古墳)
円墳、R37,H7.3、6C後半~7C初
外堤、2重周溝、群中唯一の横穴式石室
横穴式石室、全長12.3m,玄室長4.8,幅1.8~2.5,高2.2m
位置:32°06′50″N 131°23′33″E
巨大な外堤を持つ大型円墳


外堤から見た2段築成の墳丘、石室前は通路状になっている、前庭と言えるのかな、この日は月曜で博物館休み、嫌な予感がした


墳丘斜め前から


外堤西側


外堤東側


羨道、石室は解体復元されているようだ、羨道入り口は鍵がかかっていて入れず


玄室を望遠で撮影、柵の隙間が大きいのでなんとか分かる


207号
206号北側、広い平坦地にポツンとある


後方に206号、建物は古墳と関係なし


酒元ノ上横穴墓群は別記事にしました)


(2001年)
男狭穂塚古墳
女狭穂塚古墳
墳丘脇の模型、本体は陵墓参考地で見学不可


1号
前方後円墳、TL50,R28,RH4.7,FW22,FH2.3

初期の前方後円墳はみな崖際にあり側面を平野部に向けている


13号
前方後円墳、TL80,R44,RH7.2,FW27,FH4.8

復元された墳丘、後円部で主体部が公開されている


礫槨、この倍の長さがある


35号
前方後円墳、TL70,R37,RH6.5,FW20,FH3.1、4C後半

最古の前方後円墳の1基


46号
前方後円墳、TL70,R44,RH7.7,FW29,FH5.7

前方部が発達しかけている、前方部を平野側に向ける


56号
前方後円墳、TL37,R24,RH3.5,FW16,FH2.1、4C

群中最小の前方後円墳


72号
前方後円墳、TL79,R50,RH7.4,FW39,FH4.6、4C後半

奈良県行燈山古墳と同一設計


83号
前方後円墳、TL80,R40,RH5.7,FW25,FH2.2

典型的な柄鏡型


88号
前方後円墳、TL40,R21,RH3.3,FW16,FH2.2



90号(大山祇塚古墳)
前方後円墳、TL96,R51,RH4.1,FW31,FH3.8、4C
位置:32°07′04″N 131°23′39″E

群中3番目の規模


91号
前方後円墳、TL91,R43,RH6.2,FW20,FH2.3



95号
前方後円墳、TL53,R29,FH3.4,FW20,FH2.8



99号
前方後円墳、TL55,R31,RH3.5,FW15,FH2



100号
前方後円墳、TL59,R33,FW18,FH2

発掘中、全面に河原石が葺かれている


109号
前方後円墳、TL67,R37,FH4.2,FW26,FH3.7



111号
円墳

地下式横穴墓を有する


169号(飯盛塚古墳)
円墳、R44,H7、5C前半
位置:32°07′07″N 131°23′05″E

全国唯一子持ち家形埴輪が出土、後方の森が男狭穂塚古墳


170号(雑掌塚古墳)
円墳、R45,H1.8、5C前半

極端に平べったい墳形


171号
方墳、L23,H4.5、5C前半

群中唯一の方墳、右後方の森が女狭穂塚古墳


202号(姫塚古墳)
前方後円墳、TL52,R28,RH6,FH30,FH5
位置:32°06′36″N 131°23′38″E
群中最後の前方後円墳


206号(鬼の窟古墳)
墳丘、外堤


外堤上から見た墳丘


玄室、解体復元された


265号(船塚古墳)
前方部が発達した墳形、姫塚と同じく最後の前方後円墳


(見学記)
(2017年)
西都市童子丸、三宅、広い台地上に分布する古墳群ですがほぼ大地の縁辺に分布しています。殆どが公園化され要所要所に駐車場もあるので見学しやすい。前回の訪問も雨に祟られたけど今回も半日雨、でもおかげで博物館内をゆっくり見学、受付でもらった分布図のコピーが随分役に立ちました。前の見学記では資料館と書いているし入館料も取られたけど今回は無料、随分立派になっているし建て替えられたのかな。公園内の古墳はよく知られているのでまだあまり整備されていない西側の丸山支群を説明します。男狭穂塚女狭穂塚西側の高くなった場所にあるのが169号(飯盛塚)、170号(雑掌塚)共にかなり大きな墳丘で前回は復元前でしたが今回は復元されています、その分面白味はない。前回復元前の状態を撮っているから今となっては貴重な写真となりました。女狭穂塚南側にあるのが唯一の方墳171号、ここも前回は葺石が再現されていましたが多分レプリカ、今回は再整備なんでしょうか整備中で実物の葺石が見えていました。(以下西群(仮称)をアップした際アップ)

(2001年)
ここはあまりにも有名なので個々の細かな説明は省略します。国道10号から案内板が出ているのでそれに従って行く。西都市街地を通り広い台地の上に上がるといきなり鬼の窟古墳が右手にある。外堤を持つ円墳で群中唯一の横穴石室がある。さすがに大きな外堤があると豪壮に見えますね。一部をカットして断面が見えるようになっています。石室には柵に鍵がついているが常時開いているようだ。石室は解体復元している。それ程大きな感じはしない。更に行くと男狭穂塚女狭穂塚がある。深い林の中で共に前方部がかろうじて見えるのみ。左手の道を資料館の方に行くと171号がある。群中唯一の方墳で一部葺石が復元されている。更に行くと170、169号がある。前者は規模の割に背が極端に低くまるで煎餅のような墳形。後者は全国唯一の子持家形埴輪や舟形埴輪で有名、トレンチが入っていて発掘中のようだ。資料館(入館料200円)は出土品や古墳群模型の展示が主、線刻壁画を持つ土器田横穴墓の実物大レプリカが面白い。古墳関係の資料はあまりない。鬼の窟まで戻ると西側に建物が見える。これが平成6年に発見された酒元ノ上横穴墓群の保存施設で遺跡を発掘当時のまま保存している。2,6号では墓道の中まで入って見学できる。古墳群最後の造墓。南東に前方後円墳がポツンとある。柄鏡式の前方後円墳が多い中で前方部の発達した墳形で古墳群最後の前方後円墳です。この東側に古墳が密集している。前方後円墳は台地の端に側面をさらしているのが多い。35号で墳丘復元、竪穴石室と礫槨が公開されている。更に北側崖沿いに前方後円墳が並んでいる。殆ど柄鏡式でどれも保存状態が良く美しい墳形を横たえている。北側の100号が発掘中、全体にシートが懸かっているが隙間から河原石の葺石が見えている。谷を挟んだ北側に船塚がある。周りが円墳だけの中で1基だけポツンと存在、これも前方部の発達した後期型。それにしても古墳の多いこと、特に前方後円墳の状態が良く殆どが裸の状態でよく観察できる。幸か不幸か日程の一番最後だったので足早に見て回ったがじっくり見ていたら丸1日はかかりそうだ。全国にある風土記の丘第1号で全体が特別史跡となっている。
[ 2018年06月14日 18:39 ] カテゴリ:宮崎県 | TB(-) | CM(0)
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