小倉古墳群

群馬県吉岡町 2005年5月訪問

上野3号
横穴式石室
位置:36°27′37″N 138°59′16″E

小さな墳丘


開口部


小型の玄室


上蟹沢古墳
横穴式石室
位置:36°27′26″N 138°59′44″E

木の根元に開口する石室


玄室、長さ2.5m程度


奥から外、羨道埋没


庚申塚4号
横穴式石室
位置:36°27′30″N 138°59′37″E

天井石の露出した墳丘


巨大な天井石


奥壁、見事な切石積み


左側壁


右側壁


天台古墳
横穴式石室
位置:36°27′36″N 138°59′19″E

上野3号と似たような規模


開口部


玄室内部


(見学記)

県道15号を更に西に行き、渋川市との境辺り小倉地区に多くの石室墳があるようです。あまり状態は良くないのが多いようですが発見できた石室は4基だけ。

上蟹沢古墳
小倉地区の東端辺り町道がT字路をなす角にあります。林になっていて古墳とは見えないが高くなっていて上ってみると木の根元に石室が開口していました。羨道は完全に埋没、玄室もそれ程大きくなく多少埋まっている。

庚申塚4号
小倉地区北側、渋川市との境界をなす道路を東側から行くと大きな建物の裏に裸の小さな墳丘が見えた。これは石室は見えていないがその側にも天井石の露出した墳丘があった。石室内部は殆ど埋まっているが天井石の隙間から中に入ってみるとこれがなんと見事な切石積みの玄室で奥壁と側壁の一部が見えています。外見からは想像できない思わぬ収穫でした。側の畑にも3号がある。

天台古墳・上野3号
更に西に行き、松林の疎林をとおして工場団地が見える辺りの道路際に2基の小さな墳丘があります。東側が天台古墳、西側が上野3号、共に南側に石室が開口、少し埋まっていますが同規模の小型玄室が残っています。はじめは墳丘があまりに小さいので石室があると思わず通り過ぎてしまった。もう少し先の工場門の脇にも古墳があり石材が僅かに見えています。

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