加茂群集墳
兵庫県三田市 2010年2月訪問
大規模群集墳
48号
双円墳
横穴式石室2
北石室、全長6m以上
南石室、全長7.9m,玄室長4.3,幅1.85,高2.4m
位置:34°55′12″N 135°12′29″E
北石室

天井部壊失、奥壁もよく見えない

石室上から

石室斜め上から、隠れている部分が大きな側壁

南石室正面

天井隙間開口部

背の高い玄室、奥壁も乱石積み

奥から外、両袖式

〃(縦位置)

65号
円墳、R15、7C後半
横穴式石室、現存長3.8,幅1.9m
位置:34°55′08″N 135°12′23″E
石室正面、前部が大きく削平

玄室は奥辺りが残存

奥壁は巨石1枚石

左側壁

右側壁

(その他の古墳)
その1
低平だが大きな墳丘

露出した石材

その2
天井部を失った石室

奥壁辺り

その3
径十数mの墳丘

墳頂に露出した石材

その4
その4に隣接

墳頂に石材露出

その5
径10m程度

その6
その5とともに48号近く

(見学記)
三田市加茂、北摂霊園北側丘陵地帯に分布する三田市最大の群集墳です。ただ未整備で案内板も全くなく見学できるのは少ない。県道176号を南に下りセブンイレブンから100m程行って左側の細い市道に入ると(北摂霊園に行く道)すぐ左側に丘陵に登る山道があります。そこを200m程登ると左手に墳頂を大きく盗掘された古墳がありその反対側林の中に65号があります。斜面をカットして墳丘を構築した様子がよく残っている。反対側に石室開口、前部が大きく盗掘されて石室奥辺りしか残っていませんが奥壁は巨石1枚石露出した天井石も分厚くかなりの規模の石室だったようです。背後の周溝外側の一部も高まりがあって陪墳的な古墳だろうか。
山道を更に登っていって(途中仕切あり)左側から小道が合流する辺りの右手林の中に48号がある。でも林の中に突入すること2度3度中型の古墳は幾つか見られるけど石材が僅かに露出する程度で入れるような石室なし。最後はあまり樹木の生えてない下の方から回ってみてやっと発見してホッ。石室2基を持つ双円墳、西向きの北石室は天井部を失っています。露出した側壁を見ると石室に面した部分に比べて長さが随分長く横向きに使った方が石材節約できたかと思うけどこの方が安定するんでしょうか。南に開口する南石室は羨道がかなり埋まるも完存、天井石の隙間から内部に入れます。玄室長4.3m高2.4mと背の高い石室、両袖式で側壁は下部から一様に持ち送り、奥壁も側壁と同様乱石積みです。
この後の予定がなかったから十分時間をかけられたけどそうでなかったらあきらめていたかも。結果的に元の山道から痕跡のような細い道が48号までまっすぐ延びているんだけどまず分からないだろうな。霊園にも駐車場があるが直接行けず道も狭いのでコンビニを利用した方がいいかも。
大規模群集墳
48号
双円墳
横穴式石室2
北石室、全長6m以上
南石室、全長7.9m,玄室長4.3,幅1.85,高2.4m
位置:34°55′12″N 135°12′29″E
北石室

天井部壊失、奥壁もよく見えない

石室上から

石室斜め上から、隠れている部分が大きな側壁

南石室正面

天井隙間開口部

背の高い玄室、奥壁も乱石積み

奥から外、両袖式

〃(縦位置)

65号
円墳、R15、7C後半
横穴式石室、現存長3.8,幅1.9m
位置:34°55′08″N 135°12′23″E
石室正面、前部が大きく削平

玄室は奥辺りが残存

奥壁は巨石1枚石

左側壁

右側壁

(その他の古墳)
その1
低平だが大きな墳丘

露出した石材

その2
天井部を失った石室

奥壁辺り

その3
径十数mの墳丘

墳頂に露出した石材

その4
その4に隣接

墳頂に石材露出

その5
径10m程度

その6
その5とともに48号近く

(見学記)
三田市加茂、北摂霊園北側丘陵地帯に分布する三田市最大の群集墳です。ただ未整備で案内板も全くなく見学できるのは少ない。県道176号を南に下りセブンイレブンから100m程行って左側の細い市道に入ると(北摂霊園に行く道)すぐ左側に丘陵に登る山道があります。そこを200m程登ると左手に墳頂を大きく盗掘された古墳がありその反対側林の中に65号があります。斜面をカットして墳丘を構築した様子がよく残っている。反対側に石室開口、前部が大きく盗掘されて石室奥辺りしか残っていませんが奥壁は巨石1枚石露出した天井石も分厚くかなりの規模の石室だったようです。背後の周溝外側の一部も高まりがあって陪墳的な古墳だろうか。
山道を更に登っていって(途中仕切あり)左側から小道が合流する辺りの右手林の中に48号がある。でも林の中に突入すること2度3度中型の古墳は幾つか見られるけど石材が僅かに露出する程度で入れるような石室なし。最後はあまり樹木の生えてない下の方から回ってみてやっと発見してホッ。石室2基を持つ双円墳、西向きの北石室は天井部を失っています。露出した側壁を見ると石室に面した部分に比べて長さが随分長く横向きに使った方が石材節約できたかと思うけどこの方が安定するんでしょうか。南に開口する南石室は羨道がかなり埋まるも完存、天井石の隙間から内部に入れます。玄室長4.3m高2.4mと背の高い石室、両袖式で側壁は下部から一様に持ち送り、奥壁も側壁と同様乱石積みです。
この後の予定がなかったから十分時間をかけられたけどそうでなかったらあきらめていたかも。結果的に元の山道から痕跡のような細い道が48号までまっすぐ延びているんだけどまず分からないだろうな。霊園にも駐車場があるが直接行けず道も狭いのでコンビニを利用した方がいいかも。