村東山古墳

兵庫県多可町(旧中町)2002年4月訪問

円墳、7C末
横穴式石室、玄室長2.7,幅1.8,高1.6m
家形石棺0.91×2.08×0.54m
位置:35°04′14″N 134°55′06″E (日本測地系)
   35.07376241 134.91557005(世界測地系)

墳丘、石室正面、山裾に立地、羨道壊失


玄室


出土石棺
組合式家形石棺、蓋が薄く縄掛け突起もない新しい形式、中央公民館に保存
(35°02′52″N134°55′23″E)


2019年(35°04′18″N 134°55′09″E)
ふれあい館駐車場に再移築


縄掛突起のない整備な石棺


ぐるっと廻って鑑賞できます


ただ鳥の糞が付着しているのが残念




(見学記)
(2019年)
ふれあい館に駐車場有り。ここに東村山古墳出土石棺が再移築されています。以前は建物際にあったので片側からだけの見学でしたが現在は東屋が設置、全方向から見学できます。言うなれば軒下の仮住まいから一軒家に独立(笑)、ただ屋根裏に鳥が止まるのか石棺がフンで汚れているのが残念です。

(2002年)
中央公民館に石棺が保存されているというのでまずここに行ってみた。すぐ分るだろうと思ったが見つからない。ちょうど公民館は休みで人に聞くことも出来ず中にでも保管しているのかなと思って諦めて帰ろうとしたらなんと併設している喫茶店の前に展示していた、あぶないあぶない。石棺は組合式家形石棺で蓋が薄く縄掛け突起のない新しい形式です。説明板によれば石室も永久保存処置をしているというので早速行ってみる。付近の方何人かに聞くと皆さん親切に教えてくれるがどうも道が違う、どうも東山古墳群の事と勘違いしているようでした。それでもなんとか鉄工所の脇にある古墳にたどり着いたが、何ださっき工場入口から覗いているじゃないですか、草茫々で気付かなかったみたいです。墳丘は石垣の上に残っていて入るのに一苦労、石室は玄室のみ残っています。永久保存処置と言ってもセメントで補強している程度、地元の方にもすっかり忘れ去られつつあるようです。

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