日名古墳群
岡山県真庭市(旧落合町)2006年4月訪問
前方後円墳3,他
13号(稲荷山古墳、神の毛1号)
前方後円墳、6C中
横穴式石室、全長7.4m、玄室長4.55,幅2.1,高2.25m
位置:35°02′45″N 133°43′38″E (日本測地系)
35.04902036 133.72456626(世界測地系)
開口部

羨道、玄門床面にしきみ石がある

玄室、かなり持ち送りが強い

奥から外、片袖式、天井の幅が極端に狭い

14号
横穴式石室
稲荷山西側にある墳丘、周囲がかなり削られている

石室露出部、こちらが奥壁側

石室内部、他の2基の石室と同じ左片袖式

20号(ムスビ山高塚古墳)
前方後円墳、TL21,R14
横穴式石室、全長6.9m、玄室長3.5,幅2.1,高2.3m
位置:35°02′56″N 133°43′43″E (日本測地系)
35.05207562 133.72595489(世界測地系)
前方部から後円部、尾根先端に構築

石室開口部

羨道

玄室、稲荷山より持ち送りがかなり緩やかになっている

奥から外、片袖式

33号
位置:35°02′58″N 133°43′58″E (日本測地系)
35.05263117 133.73012121(世界測地系)
丘陵麓にある露出した石室

石室内部は埋没、天井石も落っこちそう

(見学記)
真庭市日名、国道313号から県道390号を川沿いに西進し谷奥辺りにある前方後円墳3他からなる古墳群です。
ムスビ山高塚古墳
割と広かった谷筋が急に狭まる辺りで車を止め皮の北側を眺める。尾根の上にあるそうで候補は2カ所、こう云うときはついつい登りやすそうな方に行きますが残念外れ、上に古い神社があって丸い地形をしていますが古墳ではなさそうだ。でも全く無駄ではなく降りていった下に古墳がありました。石室も露出でもかなり状態は悪く天井石も今にも落ちそうな古墳でした。もう一カ所は麓にある猪防護策を越えて茨の生えた道を苦労しながら登ると尾根の頂きにありました。全長20m程最小クラスの前方後円墳ですが一応それらしい形を保っています。後円部南側に開口、羨道玄室とも保存状態の大変よくなんでこんな場所にと思うほどの石室でした。市史跡。
南側に降りていくともう一つ石室があるはずですが、下で犬がワンワン吠えていたしそれ程たいした石室でもないのでそちらは諦めました。
稲荷山古墳
ムスビ山から川を越えた反対側、低い尾根上にある前方後円墳でムスビ山が分かればこちらは簡単に見つけることが出来ました。低い尾根を利用して造られた前方後円墳ですが墳形は殆ど分からなくなっています。東側に石室が開口、羨道玄室とも良好に残っています。玄室は持ち送りがかなり強く天井部は幅が随分狭くなっています(内部は真っ暗でその時は分からなかったけど)。奥壁も下部にやや大きな石を据えていますが平石を積み重ねた状態で全体の構造もムスビ山より古そうです。ちょうど地主さんがいたので色々はなしを聞きました。時々訪問者がいるそうでつい最近関西から来たそうな。間違いなくOBITOさんだな。また現在は羨道から入ることが出来ますが以前は全く分からず墳頂部の盗掘坑から中に入っていたそうで玄室もかなり埋没していたとのことでした。
途中に周囲が削られ一部石室の露出した古墳があります。露出しているのは奥壁側で内部もかなり埋没、他の石室と同じ左片袖式でした。
前方後円墳3,他
13号(稲荷山古墳、神の毛1号)
前方後円墳、6C中
横穴式石室、全長7.4m、玄室長4.55,幅2.1,高2.25m
位置:35°02′45″N 133°43′38″E (日本測地系)
35.04902036 133.72456626(世界測地系)
開口部

羨道、玄門床面にしきみ石がある

玄室、かなり持ち送りが強い

奥から外、片袖式、天井の幅が極端に狭い

14号
横穴式石室
稲荷山西側にある墳丘、周囲がかなり削られている

石室露出部、こちらが奥壁側

石室内部、他の2基の石室と同じ左片袖式

20号(ムスビ山高塚古墳)
前方後円墳、TL21,R14
横穴式石室、全長6.9m、玄室長3.5,幅2.1,高2.3m
位置:35°02′56″N 133°43′43″E (日本測地系)
35.05207562 133.72595489(世界測地系)
前方部から後円部、尾根先端に構築

石室開口部

羨道

玄室、稲荷山より持ち送りがかなり緩やかになっている

奥から外、片袖式

33号
位置:35°02′58″N 133°43′58″E (日本測地系)
35.05263117 133.73012121(世界測地系)
丘陵麓にある露出した石室

石室内部は埋没、天井石も落っこちそう

(見学記)
真庭市日名、国道313号から県道390号を川沿いに西進し谷奥辺りにある前方後円墳3他からなる古墳群です。
ムスビ山高塚古墳
割と広かった谷筋が急に狭まる辺りで車を止め皮の北側を眺める。尾根の上にあるそうで候補は2カ所、こう云うときはついつい登りやすそうな方に行きますが残念外れ、上に古い神社があって丸い地形をしていますが古墳ではなさそうだ。でも全く無駄ではなく降りていった下に古墳がありました。石室も露出でもかなり状態は悪く天井石も今にも落ちそうな古墳でした。もう一カ所は麓にある猪防護策を越えて茨の生えた道を苦労しながら登ると尾根の頂きにありました。全長20m程最小クラスの前方後円墳ですが一応それらしい形を保っています。後円部南側に開口、羨道玄室とも保存状態の大変よくなんでこんな場所にと思うほどの石室でした。市史跡。
南側に降りていくともう一つ石室があるはずですが、下で犬がワンワン吠えていたしそれ程たいした石室でもないのでそちらは諦めました。
稲荷山古墳
ムスビ山から川を越えた反対側、低い尾根上にある前方後円墳でムスビ山が分かればこちらは簡単に見つけることが出来ました。低い尾根を利用して造られた前方後円墳ですが墳形は殆ど分からなくなっています。東側に石室が開口、羨道玄室とも良好に残っています。玄室は持ち送りがかなり強く天井部は幅が随分狭くなっています(内部は真っ暗でその時は分からなかったけど)。奥壁も下部にやや大きな石を据えていますが平石を積み重ねた状態で全体の構造もムスビ山より古そうです。ちょうど地主さんがいたので色々はなしを聞きました。時々訪問者がいるそうでつい最近関西から来たそうな。間違いなくOBITOさんだな。また現在は羨道から入ることが出来ますが以前は全く分からず墳頂部の盗掘坑から中に入っていたそうで玄室もかなり埋没していたとのことでした。
途中に周囲が削られ一部石室の露出した古墳があります。露出しているのは奥壁側で内部もかなり埋没、他の石室と同じ左片袖式でした。