大谷古墳(大谷1号)
岡山県真庭市(旧北房町)1999年4月訪問、2006年4月再訪
方墳、L22.7(最下段正面)、7C後半
横穴式石室、全長6m、玄室長3,幅2m
位置:34°56′11″N 133°37′37″E (日本測地系)
34.93958654 133.62430133(世界測地系)
5段積みの方墳

墳丘西から

墳丘上方から、1-3段目は背後を省略

切石造りの玄室、床面には平石が敷かれている

奥から外

出土陶棺(資料館蔵)

(見学記)
町役場南方 2.4km R313沿いに大きな看板がでています。そこから西に専用道路(でしょうね)を行くと突き当たり右側に石垣積みの大きな墳丘があります。見通しの悪い谷奥の南側斜面に築かれた方墳です。墳丘は5段積みで7C後半の時期としては全国的にも非常に珍しい古墳です。石積みは1,2段目は前面のみ、3段目は背後が4段目と共有、4,5段目だけが全集しています。大きさは1段目で東西 23m、 3段目で 11×10m 程です。3段目南側に石室が開口、全長 6m 玄室長 6m の大きさ、この地方でよく使われる角礫岩の切石を使った両袖式で床面には割石がしかれています。中から木棺と陶棺(資料館に展示)が検出され、双竜環頭太刀、金銅製品、鉄斧、鉄鏃、須恵器などが出土、前の二つは役場1階のロビーに展示しています(県文化財の認定証付き。初めて見たね、こんな物)。県史跡。国道の看板側にむき出しの石室のような物があるがこれは何だろうか (?_?)。町の古墳分布図には載っていないし、北向きというのもちょっとおかしいし、でもどう見ても石室のようだし。
方墳、L22.7(最下段正面)、7C後半
横穴式石室、全長6m、玄室長3,幅2m
位置:34°56′11″N 133°37′37″E (日本測地系)
34.93958654 133.62430133(世界測地系)
5段積みの方墳

墳丘西から

墳丘上方から、1-3段目は背後を省略

切石造りの玄室、床面には平石が敷かれている

奥から外

出土陶棺(資料館蔵)

(見学記)
町役場南方 2.4km R313沿いに大きな看板がでています。そこから西に専用道路(でしょうね)を行くと突き当たり右側に石垣積みの大きな墳丘があります。見通しの悪い谷奥の南側斜面に築かれた方墳です。墳丘は5段積みで7C後半の時期としては全国的にも非常に珍しい古墳です。石積みは1,2段目は前面のみ、3段目は背後が4段目と共有、4,5段目だけが全集しています。大きさは1段目で東西 23m、 3段目で 11×10m 程です。3段目南側に石室が開口、全長 6m 玄室長 6m の大きさ、この地方でよく使われる角礫岩の切石を使った両袖式で床面には割石がしかれています。中から木棺と陶棺(資料館に展示)が検出され、双竜環頭太刀、金銅製品、鉄斧、鉄鏃、須恵器などが出土、前の二つは役場1階のロビーに展示しています(県文化財の認定証付き。初めて見たね、こんな物)。県史跡。国道の看板側にむき出しの石室のような物があるがこれは何だろうか (?_?)。町の古墳分布図には載っていないし、北向きというのもちょっとおかしいし、でもどう見ても石室のようだし。