四ツ塚古墳群

岡山県真庭市(旧八束村)2001年4月訪問

円墳19基、現存16基

1号
円墳、R24,H3.5
横穴式石室、玄室長4.85,幅1.9,高2.3m
位置:35°17′32″N 133°43′01″E (日本測地系)
    35.29538342 133.71428256(世界測地系)
墳丘、石室正面、平野と反対側の北側に開口


羨道


玄室、小型の平石を使用


奥から外、右片袖式


2号
墳丘越しに1号が見えている


3号


4号
左奥に3号


左から4,3,2号、1号も含めて低い尾根上に並ぶ


5号
左奥に6号


6号


8号


3号よりの眺め、8,9,10号は低地にあって状態が悪い


13号
発掘で木棺2基が検出されている


15号


(見学記)
蒜山高原にある盆地の北側、低い丘陵を利用して造られた19基からなる古墳群で現在16基が残存しています。南側にある1-4号が径30m程で大きく目立つことからこの名が付きました。1号墳は径27m、高4mの円墳で唯一石室が開口しています。平野と反対側の北向きに開口した右片袖式石室で玄室長5m、幅2m、高さ2.3mで平石を積み上げています。入り口に柵がありますが何とか中に入れる。谷を挟んだ北側林の中に13号墳があります。造出を伴う円墳で2基の箱形木棺が検出されています。1号とほぼ同じ後期前葉の築造です。内容が分かっているのはこの2基だけ。現在一括して国の史跡に指定され公園として整備されています。西側に蒜山郷土博物館(入場料300円)があり古墳群の模型や13号出土品、主体部模型が展示されています。

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