馬立南古墳群(はっちょう塚支群)

兵庫県たつの市(旧新宮町)2005年3月訪問

急傾斜の尾根筋上、10基以上(7号以外番号仮称)

1号
一番下にある墳丘、内部は埋没しているようだ


2号
尾根筋上から見た墳丘


墳頂部に天井石露出、開口


石室内部、玄門辺り、羨道は埋没


3号
2号から見た尾根筋上方、手前が2号、その奥に4,7号


石室正面


石室内部


4号
墳丘、石室正面


羨道、玄室


奥の天井部が破壊された玄室、三角形の鏡石が印象的


奥から外、若干左に歪んでいるようだ


7号
方墳
横穴式石室
位置:34°53′40″N 134°32′22″E (日本測地系)
   34.897663 134.53672013(世界測地系)
墳丘、石室正面


墳丘、尾根上側から、外護列石が巡っている


石室正面


羨道、玄室、石室が良好に残っている


玄室


奥から外


8号
墳丘、右手に外護列石が見えている


石室正面


羨道


玄室


奥から外


9号
最上部にある墳丘


ここも外護列石が巡っている、直線状で方墳のようだ


開口部


石室内部


(見学記)
馬立古墳群入り口にある小川にかかる橋に案内表示があります(前回来たときこの標識に気づいていたがてっきり馬立古墳群のものだと思ってた(汗))。ここから小川沿いの土手道を500m程歩くと案内表示(何故かはっちょう塚古墳群となっている)があり、ここで小川を渡って(橋はない)対岸に行くともう一つ案内表示がありそれに従って山道を行くとすぐ最初の古墳が見えてきます。まん丸い墳丘(仮称2号)でこれは期待が出来そうと思ったら墳頂部に天井部が露出、小さな開口部から中を覗ける程度で石室には入れない。でもここから上方には古墳が点々と見え開口した石室も見えていた。でもこれはまだ序の口更に上に行くと7号墳の立派な墳丘があり、石室がぱっくり口を開けていました。最近調査されたのか墳丘裾に土嚢が積まれている。方墳で外護列石も巡っています。それにしてもこのような急傾斜の場所によく作ったもんだ&よく残ったもんだ。南側に開口している石室は残存長7m程度こちらも良好に残っています。この周囲にも数基の古墳、更に上にも2基ほど、上の2基も方墳のようで直線状の外護列石が見えています。これから整備されるんでしょうか、樹木が伐採されて見通しがよくなっています。
それにしても午前は上笹古墳群、午後はここと石室三昧、夕方近くでさすがにこれ以上石室がないよう願ってた(でもあったら見ているだろうけど(笑))。

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