能峠古墳群
奈良県宇陀市(旧榛原町)1999年3月訪問
南山支群の石室4,小型石室8を移築保存
位置:34°30′49″N 135°57′35″E (日本測地系)
34.51689143 135.95687741(世界測地系)
移築古墳全景

1号
玄室、箱式石棺2

箱式石棺、薄い板石を利用

3号
天井を失った玄室

4号

玄室、移築した証拠に石材に数字が

6号

7号

11号

(見学記)
榛原高校南 500m の所にある古墳群ですがこの内南山地区の支群が圃場整備によって消滅、そのうち横穴石室4基と小型石室8基がすぐ東側の丘の麓に移築保存されています。1号墳では板石を使った組合式箱式石棺が2基有ります。大半は6C後半から7C前半の築造で幾つかでは追葬が確認され又平安時代の木棺や鎌倉時代の火葬跡もあり石室外でも江戸時代の火葬場も検出されていて不連続ながら相当長期間にわたって葬儀場として利用されていたようです。元の古墳群には古いタイプの方形台状墓も含まれています。
この古墳群は北側にある五平前1号墳を探しに来て偶然見つけた物、こちらの方は棚田の中にあって石室のみが残存露出していますが藪に埋もれて詳細は不明。
南山支群の石室4,小型石室8を移築保存
位置:34°30′49″N 135°57′35″E (日本測地系)
34.51689143 135.95687741(世界測地系)
移築古墳全景

1号
玄室、箱式石棺2

箱式石棺、薄い板石を利用

3号
天井を失った玄室

4号

玄室、移築した証拠に石材に数字が

6号

7号

11号

(見学記)
榛原高校南 500m の所にある古墳群ですがこの内南山地区の支群が圃場整備によって消滅、そのうち横穴石室4基と小型石室8基がすぐ東側の丘の麓に移築保存されています。1号墳では板石を使った組合式箱式石棺が2基有ります。大半は6C後半から7C前半の築造で幾つかでは追葬が確認され又平安時代の木棺や鎌倉時代の火葬跡もあり石室外でも江戸時代の火葬場も検出されていて不連続ながら相当長期間にわたって葬儀場として利用されていたようです。元の古墳群には古いタイプの方形台状墓も含まれています。
この古墳群は北側にある五平前1号墳を探しに来て偶然見つけた物、こちらの方は棚田の中にあって石室のみが残存露出していますが藪に埋もれて詳細は不明。