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丹切古墳群

奈良県宇陀市(旧榛原町)1999年3月訪問

宇陀地方最大の群集墳、榛原高校建設でかなり消滅

12号?(15号か)
荒れ果てた墳丘、台風の強風で杉がなぎ倒されていた


玄室


奥から外


13号?
墳丘


木が倒れて石室天井が露出


玄室


33号
磚槨墳
箱式石棺
位置:34号すぐ上の尾根上

石室正面


玄室奥壁


奥から外、箱式石棺、


石室上から、天井石は奥しか残っていない


34号
磚槨墳
箱式石棺
位置:34°31′11″N 135°57′36″E(榛原高校内)

墳丘に見えるのは校庭造成で尾根を削り残した物


玄室奥壁、33号と比べると石材が大きい


箱式石棺


(見学記)

榛原高校東や南側の尾根上に分布する50基程からなり、宇陀地方最大級の古墳群ですが高校建設でかなりの数が消滅しています。高校から東側に続く尾根上に一番濃密に分布していたようです。正門左側プールの脇に34号 15B034 がある。一見ご飯のてんこ盛りのような古墳が見えてきますがこれは墳丘ではなく、本来尾根に横穴をあけて石室を構築した特異な古墳で尾根が削られて石室部分だけが残された物です。奥壁側壁とも小型の割石を使った左片袖式、内部に蓋石は無くなっていますが薄い板石を使った箱式石棺があります。壁際によっているのは追葬の予定があったのでしょうか。入り口に柵があるからそのためにも事務室にことわった方がよいようです(事務長さんに案内してもらいましたが本音を言えば一人の方がよかった)。すぐ上の尾根に33号15B037 があります。フェンスに鍵がかかっていて開けてもらわないと行けませんが反対側の法清寺側からも行ける。古墳は尾根から少し下がった斜面上に立地、南側に石室が開口、天井石は1枚しか残っていませんが両袖式でやや持ち送りのある典型的な磚積みの石室です。玄室奥ほぼ中央部に箱式石棺がある、こちらの方が34号に比べて板石がやや厚く節理に沿って割った様子がよくわかります。34号から東側に続く尾根上に8基の古墳が接するように築かれています。上の方は僅かな高まりしか残っていませんが下の方の3基は墳丘が残っていて内2基で石室が開口、山道と反対側に開口しているうえに倒木などでかなりわかりにくい。内部はかなり埋まっているがともに小型の割石を使用、天井石はわりと大きい。昨年の台風で新しい土砂が流入したり倒木で天井石が露出したりしている。寺を挟んだ北側の尾根にも古墳があるようだが、杉が伐採されているにもかかわらず墳丘は全く不明。
[ 2013年04月12日 10:44 ] カテゴリ:宇陀市 | TB(-) | CM(0)
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