金子鉄塔下古墳

岡山県和気町(旧佐伯町)2011年2月訪問

横穴式石室、玄室長6.5,幅1.3,高1.6m
位置:34°49′28″N 134°04′39″E (日本測地系)
    34.82766152 134.07482044(世界測地系)

尾根筋に立地、鉄塔は無し、墳丘は殆ど流失、狭い開口部


露出した天井石、天井の隙間の方からが入りやすい


開口部から内部、細長い石室が良好に残る


石室中程から、全体に平石を積み重ねている


奥壁は4段積み、概ね水平


奥から外、無袖かな


(見学記)
新林古墳から磐座山へ行く途中に右に逸れる道があるのでそれを登っていくとため池に出ます。堤を渡って東側の尾根上に登るがここからは痕跡以下程度の道とは言えない道しかない(はっきり言えば道はないです)。丘陵頂部に至って更に少し南に下ると墳丘が見えてきてその先には名前の元となった鉄塔跡が見えてます。南東に石室開口、入れないことはないが天井に隙間があるのでそちらから入った方が楽(こちらもかなり狭いですが)。細長い玄室がよく残っていて石材の積み方も磐座山より丁寧になっているようでこちらの方が後かな。立地も頂部からやや南に下った斜面とよく似通ってます。
それにしてもこの加三方地区は巨石墳あり陶棺(破片だけど)あり唯一の石棺式石室あり終末期古墳ありと個性派揃いの石室が揃っていてお得なコースです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。
メール連絡が必要な方は↑からお願いします

ブログ内検索
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
最新記事
FC2ブログランキング

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

各県市町村別
最新コメント
リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示