下佐野寺前古墳群(漆山古墳他)
群馬県高崎市 1997年2月訪問、2006年再訪
前方後円墳1他、新幹線高架沿いに分布
漆山古墳
前方後円墳、TL62,RH7.5
位置:36°17′51″N 139°01′29″E
97年当時

06年現在、すっかり裸になっている、左側前方部端が少し削られている

石室正面

羨道、途中に石の梁がある

玄室、ほぼ一枚石の奥壁

奥から外、両袖式、構造が榛東村長久保31号と似ている

佐野村30号
円墳、R21,H3.3
位置:36°17′47″N 139°01′26″E
定家神社脇の良好な古墳

(見学記)
(1997年)
浅間山古墳西方1.2km烏川左岸に位置する古墳群です。群の真ん中を新幹線が走っていて高架沿いに古墳が幾つか残っています。定家神社境内にあるのがわかりやすく形もよい。その西方100m辺りにあるのが全長62mの前方後円墳漆山古墳、藪に覆われていて分かりづらいが前方部は消滅しているようだ。後円部に横穴石室があるそうだが墳丘に近づくのも困難。
(2006年)
漆山古墳
97年訪問当時に石室を見逃して悔しい思いをしていたので再訪してみました。前回藪に覆われていた墳丘はすっかり裸の状態で背の高い墳丘が良好に残っていました。前方部消滅と書いたけどこちらもしっかり残っている。ただ端の方が削られていてちょっと寸詰まな状態です。後円部南側に石室が開口、こんな石室を見逃すとはね(多分当時も開いていたんだろうけど接近もままならない状態だったしな)。羨道は短いが背の高い玄室は完存、奥壁も1枚石の巨石です。玄門上のまぐさ石は無いというか少し手前の羨道に梁のように架けられたちょっと変わった構造です。石材が砂岩のせいか鑿の跡が明瞭に残っている。その分脆そうで少しひびが入っている。
前方後円墳1他、新幹線高架沿いに分布
漆山古墳
前方後円墳、TL62,RH7.5
位置:36°17′51″N 139°01′29″E
97年当時

06年現在、すっかり裸になっている、左側前方部端が少し削られている

石室正面

羨道、途中に石の梁がある

玄室、ほぼ一枚石の奥壁

奥から外、両袖式、構造が榛東村長久保31号と似ている

佐野村30号
円墳、R21,H3.3
位置:36°17′47″N 139°01′26″E
定家神社脇の良好な古墳

(見学記)
(1997年)
浅間山古墳西方1.2km烏川左岸に位置する古墳群です。群の真ん中を新幹線が走っていて高架沿いに古墳が幾つか残っています。定家神社境内にあるのがわかりやすく形もよい。その西方100m辺りにあるのが全長62mの前方後円墳漆山古墳、藪に覆われていて分かりづらいが前方部は消滅しているようだ。後円部に横穴石室があるそうだが墳丘に近づくのも困難。
(2006年)
漆山古墳
97年訪問当時に石室を見逃して悔しい思いをしていたので再訪してみました。前回藪に覆われていた墳丘はすっかり裸の状態で背の高い墳丘が良好に残っていました。前方部消滅と書いたけどこちらもしっかり残っている。ただ端の方が削られていてちょっと寸詰まな状態です。後円部南側に石室が開口、こんな石室を見逃すとはね(多分当時も開いていたんだろうけど接近もままならない状態だったしな)。羨道は短いが背の高い玄室は完存、奥壁も1枚石の巨石です。玄門上のまぐさ石は無いというか少し手前の羨道に梁のように架けられたちょっと変わった構造です。石材が砂岩のせいか鑿の跡が明瞭に残っている。その分脆そうで少しひびが入っている。