西谷古墳群
岡山県瀬戸内市(旧長船町)1995年4月訪問、2014年1月再訪
6基
(2014年)
1号
円墳、R12,H2
横穴式石室、全長8m、玄室長4,幅1.1-1.4
位置:34°40′50″N 134°08′09″E (日本測地系)
34.68378969 134.13315262(世界測地系)
看板が変わっているだけで他は変わりなし

石室正面

羨道、長さの割に幅が狭い

玄室も良好、床面に石材がゴロゴロ

奥壁は縦長の巨石+平石、右側の詰石と鏡石のカーブが見事にあっている

奥から外、左片袖式

羨道奥から

墳丘も良好に残る

3号
横穴式石室、全長6.5m、玄室幅1.3,高1.6m
位置:34°40′46″N 134°08′09″E (日本測地系)
34.68267868 134.13315267(世界測地系)
道路脇と言うより下側にある、竹林の中で接近が面倒

開口部は一応広い

内部はゴミが散乱、石室自体は良さそう、でも明らかに右側に倒れかかっている

奥壁は平石4段、でも各段は1枚石ではない

奥から外、天井も傾いている

5号
横穴式石室、玄室長8.4,幅1.5,高1.2m
位置:34°40′36″N 134°08′08″E (日本測地系)
34.67990117 134.13287503(世界測地系)
新興住宅地内にある、珍しい古墳の売り物

平野を望む丘陵緩斜面に立地、側壁が所々露出

奥壁側から見た墳丘、早朝で霜が降りている

奥壁も露出、隅の部分が開口

開口部正面

細長い石室が良好に残る、奥が開口しているので内部は明るい

中程からストロボ撮影

奥壁は3段積み

奥から外、多分無袖式

他の古墳を見学後晴れてきたのでもう一度撮影

斜め前上方から

6号
住宅地の一角に残されている、石材が僅かに露出する程度

天井石でしょうか、住宅予定地の角隅をカットして保存

(1995年)
西谷1号
墳丘、石室正面、麓近くに良好に残っている

羨道、幅が狭く、左側壁が大きく傾く、袖石が僅かに突き出ている

玄室、こちらは右側が傾いている

奥から外、袖石上の天井も一段高くなっていて玄室羨道を区別している

見学記
(2014年)
瀬戸内市長船町西須恵、6基からなる古墳群です。95年に1号を訪問していますがその後HP古墳奮闘で更に追加があったので再訪しました。まずは北側の1号から、林の中に相変わらず丹精な姿を留めています。頭の中では最格好いい円錐形をしていたような記憶があるがやはり時間とともに美化されている模様。詳細は省きますが古墳奮闘では前の看板が4号になっていますがこの時はちゃんと1号になっていました。かまどねこさんの記事を見て立て直したか(笑)、修正ではなく明らかに建てなおされています。1号西側に溜池がありその出水口辺りに2号がありますが石室状態が悪いのでパス。更にその南側に3号、道路脇の竹林の中です。内部はゴミ溜め状態ですが石室自体は良好に残っています。ただ明らかに道路側から押されていて道路側の側壁は傾きが大きくなり反対側は立ち上がり天井も傾いているなど危険な状態です。4号は埋没。300m程南側の住宅地内にあるのが5号、なんと14年1月現在古墳付き住宅地として売出し中!、古墳を手に入れる絶好のチャンス、古墳の売り物なんて滅多にないぞ。それはともかく古墳はすっかり丸裸、封土も石室を覆う程度しか残っていません。細長い石室は良好に残っていて入口側だけでなく奥壁隅も開口しているので内部は明るい。側壁は僅かに一様に傾き奥壁は3段積みです。5号南西に6号がありますが僅かに石材が露出している程度。ここも住宅地として売りだされていますが6号の部分だけ四角くカットされているので住宅地としては使いにくいだろうな。古墳を保護するのに異議はないけどこんな状態なら発掘して埋め戻して住宅地としての利便性を高めたほうが余程いいんじゃなかろうか。
(1995年)
こちらも案内図に従って行くと上記古墳群の下方、林の中にあります。こちらは墳丘、石室とも良好でやや規模も大きいようです。石室は無袖式ですが壁の一部に出っ張りがあって羨道と玄室を区別しているようです。又奥に向かって右側の壁は垂直に立っているのに、左側は少し内側に傾斜しています。
6基
(2014年)
1号
円墳、R12,H2
横穴式石室、全長8m、玄室長4,幅1.1-1.4
位置:34°40′50″N 134°08′09″E (日本測地系)
34.68378969 134.13315262(世界測地系)
看板が変わっているだけで他は変わりなし

石室正面

羨道、長さの割に幅が狭い

玄室も良好、床面に石材がゴロゴロ

奥壁は縦長の巨石+平石、右側の詰石と鏡石のカーブが見事にあっている

奥から外、左片袖式

羨道奥から

墳丘も良好に残る

3号
横穴式石室、全長6.5m、玄室幅1.3,高1.6m
位置:34°40′46″N 134°08′09″E (日本測地系)
34.68267868 134.13315267(世界測地系)
道路脇と言うより下側にある、竹林の中で接近が面倒

開口部は一応広い

内部はゴミが散乱、石室自体は良さそう、でも明らかに右側に倒れかかっている

奥壁は平石4段、でも各段は1枚石ではない

奥から外、天井も傾いている

5号
横穴式石室、玄室長8.4,幅1.5,高1.2m
位置:34°40′36″N 134°08′08″E (日本測地系)
34.67990117 134.13287503(世界測地系)
新興住宅地内にある、珍しい古墳の売り物

平野を望む丘陵緩斜面に立地、側壁が所々露出

奥壁側から見た墳丘、早朝で霜が降りている

奥壁も露出、隅の部分が開口

開口部正面

細長い石室が良好に残る、奥が開口しているので内部は明るい

中程からストロボ撮影

奥壁は3段積み

奥から外、多分無袖式

他の古墳を見学後晴れてきたのでもう一度撮影

斜め前上方から

6号
住宅地の一角に残されている、石材が僅かに露出する程度

天井石でしょうか、住宅予定地の角隅をカットして保存

(1995年)
西谷1号
墳丘、石室正面、麓近くに良好に残っている

羨道、幅が狭く、左側壁が大きく傾く、袖石が僅かに突き出ている

玄室、こちらは右側が傾いている

奥から外、袖石上の天井も一段高くなっていて玄室羨道を区別している

見学記
(2014年)
瀬戸内市長船町西須恵、6基からなる古墳群です。95年に1号を訪問していますがその後HP古墳奮闘で更に追加があったので再訪しました。まずは北側の1号から、林の中に相変わらず丹精な姿を留めています。頭の中では最格好いい円錐形をしていたような記憶があるがやはり時間とともに美化されている模様。詳細は省きますが古墳奮闘では前の看板が4号になっていますがこの時はちゃんと1号になっていました。かまどねこさんの記事を見て立て直したか(笑)、修正ではなく明らかに建てなおされています。1号西側に溜池がありその出水口辺りに2号がありますが石室状態が悪いのでパス。更にその南側に3号、道路脇の竹林の中です。内部はゴミ溜め状態ですが石室自体は良好に残っています。ただ明らかに道路側から押されていて道路側の側壁は傾きが大きくなり反対側は立ち上がり天井も傾いているなど危険な状態です。4号は埋没。300m程南側の住宅地内にあるのが5号、なんと14年1月現在古墳付き住宅地として売出し中!、古墳を手に入れる絶好のチャンス、古墳の売り物なんて滅多にないぞ。それはともかく古墳はすっかり丸裸、封土も石室を覆う程度しか残っていません。細長い石室は良好に残っていて入口側だけでなく奥壁隅も開口しているので内部は明るい。側壁は僅かに一様に傾き奥壁は3段積みです。5号南西に6号がありますが僅かに石材が露出している程度。ここも住宅地として売りだされていますが6号の部分だけ四角くカットされているので住宅地としては使いにくいだろうな。古墳を保護するのに異議はないけどこんな状態なら発掘して埋め戻して住宅地としての利便性を高めたほうが余程いいんじゃなかろうか。
(1995年)
こちらも案内図に従って行くと上記古墳群の下方、林の中にあります。こちらは墳丘、石室とも良好でやや規模も大きいようです。石室は無袖式ですが壁の一部に出っ張りがあって羨道と玄室を区別しているようです。又奥に向かって右側の壁は垂直に立っているのに、左側は少し内側に傾斜しています。