操山の前方後円墳

岡山県岡山市中区 1988年、1994年訪問

網浜茶臼山古墳
前方後円墳、TL83
位置:34°38′32″N 133°56′40″E (日本測地系)
    34.64545566 133.94178297(世界測地系)
分かりにくいが墓地の奥にある、左が後円部、墳丘も墓地になっている


金蔵山古墳
前方後円墳、TL165,R110,FW72,RH18,FH16
竪穴式石室、全長7.2m
位置:34°39′38″N 133°58′13″E (日本測地系)
    34.66378778 133.96761276(世界測地系)
竪穴石室開口部、山頂に立地、墳丘は良好に残る


墳頂にある2基の竪穴石室の内の南側石室


小口積みの竪穴石室


操山109号
前方後円墳、TL70
位置:34°38′27″N 133°56′41″E (日本測地系)
    34.64406693 133.94206075(世界測地系)
東側からの遠望、削平が著しい


墓地に僅かに残る後円部


湊茶臼山古墳
前方後円墳、TL130
位置:34°38′39″N 133°57′25″E (日本測地系)
    34.64740037 133.95428134(世界測地系)
前方部から後円部、大きな墳丘が残るが撮りづらい


(見学記)
金蔵山古墳
操山丘陵中央の山頂に位置する全長165mの前方後円墳です。空中写真を見ると前方後円墳と言うことが判るので墳丘の残りは良好ですが現地に行ってもまず前方後円墳ということは判りませんね。ここも後円部頂は平坦になっていて中心から少し離れた所ろに偏平な石を小口積みにした竪穴石室が開口していて,ここからは4個の合子に入った鉄製品が多数出土しています。この石室は副室でもう二つの主室は埋められていて見ることは出来ません。しかし竪穴石室は滅多に見ることが出来ないので来た甲斐があったというものです。

湊茶臼山古墳
湊地区の丘の頂部を利用して作られた全長150mの前方後円墳です。周りを住宅地に囲まれて全体を見渡すことは出来ませんが墳丘の上に上がると大きさが実感できます。ここも尾上車山古墳と同様後円部,前方部とも平坦になっています。国史跡。

網浜茶臼山古墳
丘陵東部,山陽学園短大北側の墓地の一角に位置する全長83mの前方後円墳です。墳丘全体も墓地となっていますが前方後円墳と判る程度には残っています。かっては一人の人間のためだけの墓が今は多数の人の墓となっていて,見事な再利用というべきでしょうか。

109号
前記の墓地の南はずれに小型の円墳のような墳丘が残っていてこれが推定全長75mの前方後円墳109号の成れの果てです。後円部の中心部が残っている程度で前方部は削平されています。小さな谷を隔てた東側から見ると僅かに前方部の高まりが残っているかなーといった感じです。

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