こうもり塚古墳
岡山県総社市 1988年1月訪問、1995、2013年再訪
前方後円墳、TL100
横穴式石室、全長18.8,玄室長8.1,幅3.4,高3m
家形石棺
位置:34°39′49″N 133°47′19″E
(1995年)
尾根を利用して構築

細長い墳丘

(2013年)
95年_1とほぼ同じアングル、松が育ち墳丘が見づらくなっています、特に南側からは見えず

前方部から後円部

後円部から前方部

尾根カット部分、左が前方部端

石室正面

羨道からして巨大

普段は玄室を柵越しに見学

長い羨道

いよいよ扉開放

県内でも有数の巨大な石室&石棺

〃(縦位置)

見上げるような巨大な奥壁、写真では大きさが実感できないな

奥から外

左側壁、面が揃っている

右側壁、こちらも同様

石棺越しに見た玄門

刳抜式家形石棺、側面の縄掛け突起4

強調のためストロボ無しで撮影

石棺奥側から、こちらの小口部には縄掛け突起がある、表側より摩滅が激しいような

石棺内部、誰だ松ぼっくりを投げ入れるのは、水が溜まっていたような痕跡もありますね

羨道、奥から外、階段がある辺りに閉塞石があったのかな

(見学記)
(95年)
国分寺の東方にありR429からもよく見えています。全長100mの前方後円墳で墳丘もよく残っています。細い尾根を利用して作られていて後円部がまん丸なのに比べて前方部が細長く後期の前方後円墳としては細長い感じです。後円部南側に全長約20m玄室長8mの横穴式石室が開口していて羨道には入れますが玄室は鉄柵で閉鎖されていて中を覗くだけですがその大きさは実感できます。内部に地元産の貝殻石灰岩(浪形石)の刳抜式家形石棺が置かれています。蓋の一部が欠けていますが保存状態は良好。他に陶棺の破片も出土しているそうです。国史跡。
(13年)
総社市上林、GW中に石室内が公開されるというので行ってみました(毎年のようですが)。今までは玄門辺りから眺めるかたちになりますがそれでも石室が大きいので結構見ることが出来ました。でもいざ中に入ってみると石室の巨大なこと、これは入ってみなければ実感できませんね。奥壁も巨石の1枚石で岡山県の石室の中でも最大クラスかも。石棺も人の背丈くらいあり外から見るよりは随分大きく感じられました。ただ表側から見た石棺蓋石は比較的状態がよさそうに見えますが奥から見るとかなり摩滅している感じです。人為的に削られているのかもしれません。柵越しに見た時はあまり感じなかったけど奥壁と石棺の間に広いスペースがありここに陶棺や木棺があったそうです。殆どここに入るために初めてのGW中遠征でしたが訪れてよかった。ただ墳丘は松が茂ってきていて周囲からは見づらくなっていました。特に南側からは殆ど見えません。後円部には防水のためのシートが張られちょっと興ざめ。国分寺北側に駐車場有り。
前方後円墳、TL100
横穴式石室、全長18.8,玄室長8.1,幅3.4,高3m
家形石棺
位置:34°39′49″N 133°47′19″E
(1995年)
尾根を利用して構築

細長い墳丘

(2013年)
95年_1とほぼ同じアングル、松が育ち墳丘が見づらくなっています、特に南側からは見えず

前方部から後円部

後円部から前方部

尾根カット部分、左が前方部端

石室正面

羨道からして巨大

普段は玄室を柵越しに見学

長い羨道

いよいよ扉開放

県内でも有数の巨大な石室&石棺

〃(縦位置)

見上げるような巨大な奥壁、写真では大きさが実感できないな

奥から外

左側壁、面が揃っている

右側壁、こちらも同様

石棺越しに見た玄門

刳抜式家形石棺、側面の縄掛け突起4

強調のためストロボ無しで撮影

石棺奥側から、こちらの小口部には縄掛け突起がある、表側より摩滅が激しいような

石棺内部、誰だ松ぼっくりを投げ入れるのは、水が溜まっていたような痕跡もありますね

羨道、奥から外、階段がある辺りに閉塞石があったのかな

(見学記)
(95年)
国分寺の東方にありR429からもよく見えています。全長100mの前方後円墳で墳丘もよく残っています。細い尾根を利用して作られていて後円部がまん丸なのに比べて前方部が細長く後期の前方後円墳としては細長い感じです。後円部南側に全長約20m玄室長8mの横穴式石室が開口していて羨道には入れますが玄室は鉄柵で閉鎖されていて中を覗くだけですがその大きさは実感できます。内部に地元産の貝殻石灰岩(浪形石)の刳抜式家形石棺が置かれています。蓋の一部が欠けていますが保存状態は良好。他に陶棺の破片も出土しているそうです。国史跡。
(13年)
総社市上林、GW中に石室内が公開されるというので行ってみました(毎年のようですが)。今までは玄門辺りから眺めるかたちになりますがそれでも石室が大きいので結構見ることが出来ました。でもいざ中に入ってみると石室の巨大なこと、これは入ってみなければ実感できませんね。奥壁も巨石の1枚石で岡山県の石室の中でも最大クラスかも。石棺も人の背丈くらいあり外から見るよりは随分大きく感じられました。ただ表側から見た石棺蓋石は比較的状態がよさそうに見えますが奥から見るとかなり摩滅している感じです。人為的に削られているのかもしれません。柵越しに見た時はあまり感じなかったけど奥壁と石棺の間に広いスペースがありここに陶棺や木棺があったそうです。殆どここに入るために初めてのGW中遠征でしたが訪れてよかった。ただ墳丘は松が茂ってきていて周囲からは見づらくなっていました。特に南側からは殆ど見えません。後円部には防水のためのシートが張られちょっと興ざめ。国分寺北側に駐車場有り。