宮ノ前古墳群

山口県美祢市 2011年12月訪問

2基

1号
位置:34°13′06″N 131°12′33″E (日本測地系)
   34.23490573 131.30702693(世界測地系)
割と墳丘が残っている


盗掘跡がありその前に巨石が立つ


二次使用はされていない模様、奥壁か天井石か


2号
横穴式石室、玄室長4m程、7C
位置:34°13′04″N 131°12′31″E (日本測地系)
   34.22101664 131.20620184(世界測地系)
墳丘流失、石室露出


画面左奥辺りが玄室後部


玄門袖石でしょうか、左袖石は元位置を保っている模様


玄門奥から


玄室中程から見た後部、奥壁は1枚石に小形石材を積む


奥壁と側壁右側


奥壁と側壁左側


左側壁


奥から外、天井石裏側しか見えませんが


(見学記)
美祢市於福町下、西八幡宮背後の丘陵にある2基からなる古墳群です。本殿の左側から雑木林に入っていく道があって進んでいくと露出した石室に行き当たります。かなり破壊され羨道は基部のみ残存、ただ玄門の袖石らしきのも残っています。玄室はかなり埋まっていて残った天井石2枚の内手前のもだいぶ傾いています。玄室奥壁辺りは割と良好に残っていて奥壁はほぼ巨石1枚石左右の側壁とともに表面がかなり平に仕上げられています。玄室長4m程度羨道も先端が少し開いている感じで7Cっぽいかな。本殿に戻って北側の建物の背後に回ると丘陵頂に通じる山道があります。登り口すぐ右側に割と大きな墳丘があります。盗掘らしき跡があり裾に巨石が立っていますが石碑など二次加工された跡もなく天井石か奥壁でしょうか。奥壁だとすればかなり動かされているけどこのように立ったままにするかな。山道を上がっていくと石の祠が2基あります。その台座が平石を積み重ねていてひょっとしたら石室石材かもしれない。資料から北側のを1号西側のを2号としましたが石室露出の状態が資料とはだいぶ違うな。2号なんて本殿南側になっているし。でも見つけられただけでもOKな場所でした。境内に駐車スペースあり。

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