水科古墳群

新潟県上越市(旧三和村)2003年5月訪問

34基が密集している、公園化
位置:37°05′30″N 138°21′17″E

立体模型(一部書き加え)、高い墳丘は発掘済み、低い墳丘は未発掘、矢印がミニ古墳


4号
径2,3mのミニ古墳、右奥が11号


11号
円墳、R12
横穴式石室、全長5m、幅0.8m

西側から、左端が11号


墳丘、石室正面


河原石を使った石室、宮口古墳群の石室と同じ構造


19号
円墳、R9.5

右19,左14号、周溝を共有している


21号
円墳、R10
横穴式石室、全長8.6m、幅0.8m

東側から、右が21号


復元された墳丘、葺石があるのは石室前面だけ


石室内部


30号
ミニ古墳
横穴式石室、全長1.06m、幅0.3m

鉄枠が本来の墳丘、背後の石垣は保護のため。超小型ながら奥壁や袖部を持つなど構造は本格的4,5基ある


32号からのパノラマ写真



(見学記)

平地に立地する34基からなる古墳群です。行政区は違っていますが牧村の宮口古墳群とは500m程しか離れていません。あちらはやや散在気味ですがこちらは墳丘裾が触れ合うほどに密集しています。発掘の終わった11、21号で墳丘が復元され石室が見学できます。丸みを帯びた河原石を使った石室で構造は宮口古墳群と同じようです。この古墳群の最大の特徴は径2,3mのミニ古墳が4,5基あること。ここ以外では群馬県や兵庫県で2,3基発見されている程度だそうです。ミニと言ってもちゃんと横穴石室があり奥壁や袖部など普通の石室と何ら変わりない構造だそうです。役割はよく分かってないそうですがこれを見るだけでもここに来る価値があります。ここも現在公園化、でも草茫々で見学用の通路も一部通りにくい状態です。国史跡。

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