古墳のお部屋ブログ館 TOP  >  山口県  >  山口市 >  丸塚古墳群

丸塚古墳群

山口県山口市(旧阿知須町)2001年4月訪問、2007年12月再訪

円墳7基

1号
複室横穴石室
位置:34°01′08″N 131°22′04″E

_1:丘陵麓近くに立地した墳丘


_2:石室正面、複室だが羨道部はかなり破壊


_3:後室玄門


_4:玄室、奥壁はほぼ1枚石


_5:右側壁、奥壁より巨石


_6:左側壁、手前に立石が置かれている


_7:奥から外、両袖式


_8:玄室から前室


2号
円墳、R15、6C末
複室横穴式石室、玄室長2.2,幅1.7,高1.5m
位置:34°00′51″N 131°22′10″E

_1:果樹園の中にある、墳丘が一番よく残っている


_2:石室正面、羨道と前室前部破壊


_3:後室玄門


_4:玄室、奥壁は鏡石を据え平石を積み重ねている


_5:奥から外、両袖式


3号
複室横穴石室
位置:34°00′43″N 131°22′10″E

_1:藪の中にすっかり露出した石室


_2:後室玄門


_3:玄室、各壁は2段積み


_4:奥壁


_5:奥から外、両袖式


_6:玄室から前室


_7:右側袖石、この溝が人口の物かどうかは不明、反対側の袖石には同様の溝はない


4号
円墳
複室横穴式石室

_1:石室正面、羨道壊失、手前の立石が前室前門、外が南向きなのにここだけ東向きに開口


_2:前室、後室玄門、前室も外と比べて大きい


_3:玄室、ほぼ1枚石の巨石、丸さが強調されているような


_4:奥から外、両袖式


_5:右袖石、側壁も巨石


_6:左袖石


5号
円墳、R13.4、6C後半
複室横穴式石室、玄室長2.5,幅2.1,高2.2m
位置:34°00′41″N 131°22′09″E

復元墳丘、石室正面


後室玄門、羨道前室はかなり破壊


玄室、全体に粗い積み方


奥から外、両袖式


玄門上部、三角持ち送りが見られる


玄室から前室


(見学記)

(2007年)
以前2,4,5号を訪問しましたが山口市のHP(阿知須町は山口市と合併)を見ると1,3号も市の史跡になっているのを知り再訪してみました。まず5号を再訪、きらら博が開かれたりして周辺の道路は大きく変わっていましたがここは変わりなし。すぐ側の4号ももう少し離れていると思ったが接するほどの近さでしたね。記憶はあてになりません。3号は後回しにして北に離れている1号を訪問、5号前の道路を北に800m程行くと(途中で2号の案内表示があるのでこれも再訪)十字路がありそこに1号の案内表示があります。ここから200m程北へ行くともう一つの案内表示がありそこから畑の奥林際に開口した石室が見えています。墳丘ははっきりしませんが複室石室が開口、羨道はごく一部しか残っておらず前室も前上部が欠けていますが他は良好玄室も完存しています。玄室は両袖式で長2.5m程とそれ程大きくないが奥壁は1枚石の巨石、両側の側壁も下部に奥壁に匹敵する巨石を据えています。左側側壁最前部に袖石に使えそうな柱状の石があるが特に意図した物でなく石材の有効利用でしょうか。案内板はあるけど説明板は無し。市史跡。

3号
5号の北側100m辺りにあるが実は山口市のHPの地図を見てこの辺りにあると勘違いしていた(HPでは1,2,5号は地図に載っているが3,4号は載っていない)。畑仕事をしている地元の人に聞いてみたら1,2,5号は知っていたがこの辺りに他の古墳は無いという。ただその内の一人が最近山大の人が調査に来たなというのでそこに案内して貰ったら確かに石室がありました(帰ってから確認したら3号に間違いなかった)。新しい住宅の間から東に入っていった竹林の中、一応古墳の場所まで道がついてます。状態は5基の中では一番悪く石室が殆どむき出しになっていますが石室自体はそれ程でもないようです。開口部に袖石がないのではっきりしませんが幅が玄室とほぼ同じくらいなのでここも複室石室でしょうか。玄室は長2.2m、幅2m程、奥壁側壁とも切石状の大型の石を使った2段積み、表面もかなり平面に仕上げられ小さな石は殆ど使われておらず見事な石室です。右側の袖石に数列の溝が彫られていて一見扉石を填め込む溝のように見えるが反対側の袖石にはそのような物はなく自然の溝かも知れません。市史跡。

(2001年)
町役場北方に丸塚山がありこの東側山麓にある7基からなる古墳群です。南側山麓に住宅街が建設されその片隅に5号墳があります。径13mの円墳で墳丘石室が復元され公開されています。南側に石室が開口、複室構造の横穴石室で羨道前室は下部しか残っていませんが玄室は完存しています。奥壁が墳丘の中心に位置していて初期の横穴石室墳の基本設計を忠実に残しているそうです
すぐ東側に4号墳があります。こちらも複室構造の石室で羨道は殆ど壊失していますが前室玄室はよく残っています。奥壁は巨大な1枚石、切石に近い石材を使い5号より新しそうです。石室も東向きに開口しています。ここから200m程北に行くと果樹園の中に2号墳が保存されています。径15mの円墳で墳丘は一番よく残っています。これも複室構造の石室ですが羨道は壊失、前室も前面が削平され一見すると普通の石室にしか見えません。石室下部に巨石を据え上に平石を重ねた玄室です。県内の古墳には珍しい排水溝を備えているそうです。町史跡。
九州側もそうでしたが周防灘沿岸には複室構造の石室が多いです。
[ 2013年01月29日 10:27 ] カテゴリ:山口市 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。

検索フォーム
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
旧市町村名は頭に旧をつけてから検索してください/検索で市町村名が出てこないときは頭に県名を付けると出てくることがあります/市町村名で検索するとスポンサーリンクを検出することがあるので県名をつけて検索した方が効果的です/漢字表記の違いで古墳名で検索すると出てこないことがあります、その時は市町村名で検索してみてください
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

クリックして貰うと励みになります
各県市町村別
QRコード
QR