内山古墳群
兵庫県たつの市(旧龍野市)2014年4月訪問
石室墳30基以上、幾つかの支群に別れる
(支群名も番号も全て仮、番号は「大和國古墳墓取調室」と概ね合わせる)
(東支群)
1号
玄室長4,幅1.6m(概略値)
位置:34°51′40″N 134°34′41″E (日本測地系)
34.86433365 134.5753282(世界測地系)
谷の中に入っていってすぐに出会う

屈んで入れる程の開口部

石室内部はよく残っている

〃(縦位置)

下部が末広がりなちょっと変わった形の鏡石

奥から外、右片袖式

墳丘も形よく残っている

2号
これも墳丘が良好に残る

墳頂部に石材露出、大分低くなっているんだろうな

石室正面、天井石がずり落ちかけている

小型の石室内部、奥壁は荒々しいが鏡石らしい石を据える

3号
僅かな高まりが残る

大きく盗掘され墳頂が凹む

4号
微かな高まりがあるだけ

5号
ここも僅かな高まり、墳頂が盗掘で窪む

石材露出、転落したのかな

6号
背後から見た墳丘、良好に残り前の3基とは大違い

山道からの眺め、背後に石材露出

石室正面、羨道天井石露出、開口部が狭く匍匐前進の必要あり

長い石室が良好に残る

玄室も良好、1段下がったのがまぐさ石か

背の高い玄室

奥壁は2列積みとちょっと変わっている

奥から外、右片袖式

羨道奥から、入り口辺りがかなり埋まる、古墳群の中では羨道が一番良く残っている

7号
山道下側に低い墳丘

石材露出、天井石かな

9号
墳丘石室正面、羨道はかなり壊失

横から見ると石室前部が露出、右奥が10号

開口部、天井石が落ちかけている

開口部から見た内部、側壁一部が崩壊

玄室後部は良好、奥壁は右下に小型の鏡石を据える

幅の割に背が高い

奥から外、右片袖かな

10号
良好に残る墳丘、上にあるのはミツバチの巣箱

ここに説明板があるが古墳群規模の割に説明は簡素

開口部、楽々入れる大きさ

開口部から覗いた内部、良好に残っている

やや持ち送りのある側壁

ここも縦長の奥壁、石材の積み方も9号とよく似る

奥から外、右片袖式、まぐさ石がそのまま羨道天井石となる

左10号、右11号

11号
山道で少し削られるが墳丘良好

石室正面、前部はかなり破壊

開口部は楽々入室

玄室良好、側壁はやや持ち送り

縦長の奥壁、石材の積み方も9,10号とよく似る

奥から外、右片袖式、ここの3基はほんとよく似てる

14号
1号上方斜面に高まりがある

加工された石材露出

15号
2号上方斜面、僅かな高まり

(奥支群)
12号
谷奥どん詰まりにある、正面12,右奥13、12号は僅かな高まりに広く窪み石材散乱

13号
位置:34°51′09″N 134°34′57″E (日本測地系)
34.85572365 134.57977263(世界測地系)
天井石露出、内部埋没

奥辺りでしょうか

(見学記)
たつの市誉田町内山、西向きの谷筋北側斜面に分布する30基以上からなる古墳群です。溜池脇に柵がありますが鍵はかかってないので自由に入れます。山道を歩くと斜面裾辺りに直線上に何基もの古墳が見られます。あまりはっきりしないのも含めて12基ほどあったでしょうか。墳丘が良好に残っているのもあって入室できる石室だけでも6基もあります。概ね羨道が破壊されていて入るのは容易ですが1基だけ羨道まで長く残っているのがあってここは腹ばいにならないと入れません。一番奥辺りに説明板が立っていてこの脇の2基には墳頂にミツバチの巣箱がありますがそっと見学すれば大丈夫でしょう。更に奥に進むと小さな溜池その更に奥どん詰まりといったような場所に2基の古墳があります。どちらも低い墳丘で1基で天井石が露出している程度です。備前市の大塚古墳群に状況がよく似ているので南側斜面も捜索してみましたが見つかりませんでした。帰ってから南支群や北支群があることを知りましたが見逃してもそれ程惜しいと思うほどではなくホッ。溜池手前に駐車スペース有り。
石室墳30基以上、幾つかの支群に別れる
(支群名も番号も全て仮、番号は「大和國古墳墓取調室」と概ね合わせる)
(東支群)
1号
玄室長4,幅1.6m(概略値)
位置:34°51′40″N 134°34′41″E (日本測地系)
34.86433365 134.5753282(世界測地系)
谷の中に入っていってすぐに出会う

屈んで入れる程の開口部

石室内部はよく残っている

〃(縦位置)

下部が末広がりなちょっと変わった形の鏡石

奥から外、右片袖式

墳丘も形よく残っている

2号
これも墳丘が良好に残る

墳頂部に石材露出、大分低くなっているんだろうな

石室正面、天井石がずり落ちかけている

小型の石室内部、奥壁は荒々しいが鏡石らしい石を据える

3号
僅かな高まりが残る

大きく盗掘され墳頂が凹む

4号
微かな高まりがあるだけ

5号
ここも僅かな高まり、墳頂が盗掘で窪む

石材露出、転落したのかな

6号
背後から見た墳丘、良好に残り前の3基とは大違い

山道からの眺め、背後に石材露出

石室正面、羨道天井石露出、開口部が狭く匍匐前進の必要あり

長い石室が良好に残る

玄室も良好、1段下がったのがまぐさ石か

背の高い玄室

奥壁は2列積みとちょっと変わっている

奥から外、右片袖式

羨道奥から、入り口辺りがかなり埋まる、古墳群の中では羨道が一番良く残っている

7号
山道下側に低い墳丘

石材露出、天井石かな

9号
墳丘石室正面、羨道はかなり壊失

横から見ると石室前部が露出、右奥が10号

開口部、天井石が落ちかけている

開口部から見た内部、側壁一部が崩壊

玄室後部は良好、奥壁は右下に小型の鏡石を据える

幅の割に背が高い

奥から外、右片袖かな

10号
良好に残る墳丘、上にあるのはミツバチの巣箱

ここに説明板があるが古墳群規模の割に説明は簡素

開口部、楽々入れる大きさ

開口部から覗いた内部、良好に残っている

やや持ち送りのある側壁

ここも縦長の奥壁、石材の積み方も9号とよく似る

奥から外、右片袖式、まぐさ石がそのまま羨道天井石となる

左10号、右11号

11号
山道で少し削られるが墳丘良好

石室正面、前部はかなり破壊

開口部は楽々入室

玄室良好、側壁はやや持ち送り

縦長の奥壁、石材の積み方も9,10号とよく似る

奥から外、右片袖式、ここの3基はほんとよく似てる

14号
1号上方斜面に高まりがある

加工された石材露出

15号
2号上方斜面、僅かな高まり

(奥支群)
12号
谷奥どん詰まりにある、正面12,右奥13、12号は僅かな高まりに広く窪み石材散乱

13号
位置:34°51′09″N 134°34′57″E (日本測地系)
34.85572365 134.57977263(世界測地系)
天井石露出、内部埋没

奥辺りでしょうか

(見学記)
たつの市誉田町内山、西向きの谷筋北側斜面に分布する30基以上からなる古墳群です。溜池脇に柵がありますが鍵はかかってないので自由に入れます。山道を歩くと斜面裾辺りに直線上に何基もの古墳が見られます。あまりはっきりしないのも含めて12基ほどあったでしょうか。墳丘が良好に残っているのもあって入室できる石室だけでも6基もあります。概ね羨道が破壊されていて入るのは容易ですが1基だけ羨道まで長く残っているのがあってここは腹ばいにならないと入れません。一番奥辺りに説明板が立っていてこの脇の2基には墳頂にミツバチの巣箱がありますがそっと見学すれば大丈夫でしょう。更に奥に進むと小さな溜池その更に奥どん詰まりといったような場所に2基の古墳があります。どちらも低い墳丘で1基で天井石が露出している程度です。備前市の大塚古墳群に状況がよく似ているので南側斜面も捜索してみましたが見つかりませんでした。帰ってから南支群や北支群があることを知りましたが見逃してもそれ程惜しいと思うほどではなくホッ。溜池手前に駐車スペース有り。