横尾大塚古墳
岡山県岡山市北区 2015年4月訪問
横穴式石室
位置:34°43′17″N 133°49′32″E
尾根筋に立地、巨石天井石露出、前が斜面なので下がれません

石室は良好、隙間があるので明るい

側壁はほぼ垂直、石材の大きさも揃う

奥壁は巨石鏡石を据える

奥から外、左片袖式

柱状の袖石、玄室と羨道の幅はほぼ同じ

見学記
北区横尾、一番奥にある溜池手前の溜池から登っていきます。南側からでも北側からでも行けますが北側からの方が近いし確実、でもそのルートは殆ど道が消えかけ藪も酷く冬場でないと通行困難です。地図を見ると道があるように描かれていますがハッキリ言ってありません。南側からの方が山道は比較的はっきりしています。尾根筋に至ると痕跡道をたどって北に行く、ピーク辺りが三叉路になっていますが右側の尾根筋の山道を行くとまず横尾大塚にたどり着きます。尾根頂部に立地、山道で墳丘が少し削られていますが大きな墳丘が残っています。南側に石室開口、最前部の天井石が倒れて入り口を塞いでいますが巨石なので隙間も大きく余裕で中に入れます。石室は良好、袖石を立てた左片袖式です。奥壁は巨石鏡石に小型石材を重ねる。天井石は巨石ですが側壁はそれ程巨石ではありません。確かに大きな墳丘石室なのですが近くには才ノ神古墳や横尾28号、56号などの大型石室がありここだけ何故大塚と呼ばれたのか不思議です。
山道を更に進むと才ノ神古墳に行き着きます。こちらも最前部の天井石が転落していますが他は良好、大塚と同規模、無袖式ですが似たような石材の積み方です。すぐ側に小型の石室が露出、一応才ノ神2号としておきます。
ちなみにピークの三叉路と書きましたがそれは後で気がついたこと、初めは道なりに行くと左側の方に行ってしまい危うく山の中で迷子になるとこでした。結果この時は探しだせず結局溜池北ルートを強行突破した次第。
横穴式石室
位置:34°43′17″N 133°49′32″E
尾根筋に立地、巨石天井石露出、前が斜面なので下がれません

石室は良好、隙間があるので明るい

側壁はほぼ垂直、石材の大きさも揃う

奥壁は巨石鏡石を据える

奥から外、左片袖式

柱状の袖石、玄室と羨道の幅はほぼ同じ

見学記
北区横尾、一番奥にある溜池手前の溜池から登っていきます。南側からでも北側からでも行けますが北側からの方が近いし確実、でもそのルートは殆ど道が消えかけ藪も酷く冬場でないと通行困難です。地図を見ると道があるように描かれていますがハッキリ言ってありません。南側からの方が山道は比較的はっきりしています。尾根筋に至ると痕跡道をたどって北に行く、ピーク辺りが三叉路になっていますが右側の尾根筋の山道を行くとまず横尾大塚にたどり着きます。尾根頂部に立地、山道で墳丘が少し削られていますが大きな墳丘が残っています。南側に石室開口、最前部の天井石が倒れて入り口を塞いでいますが巨石なので隙間も大きく余裕で中に入れます。石室は良好、袖石を立てた左片袖式です。奥壁は巨石鏡石に小型石材を重ねる。天井石は巨石ですが側壁はそれ程巨石ではありません。確かに大きな墳丘石室なのですが近くには才ノ神古墳や横尾28号、56号などの大型石室がありここだけ何故大塚と呼ばれたのか不思議です。
山道を更に進むと才ノ神古墳に行き着きます。こちらも最前部の天井石が転落していますが他は良好、大塚と同規模、無袖式ですが似たような石材の積み方です。すぐ側に小型の石室が露出、一応才ノ神2号としておきます。
ちなみにピークの三叉路と書きましたがそれは後で気がついたこと、初めは道なりに行くと左側の方に行ってしまい危うく山の中で迷子になるとこでした。結果この時は探しだせず結局溜池北ルートを強行突破した次第。