殿様塚古墳群
福岡県筑紫野市 2017年3月訪問
丘陵山腹に位置する横穴石室墳
殿様塚古墳
横穴式石室
位置:33°28′56″N 130°34′28″E (日本測地系)
33.48552686 130.57210309(世界測地系)
丘陵中腹斜面に立地、石室は土嚢で閉鎖

土嚢隙間にカメラを突っ込んで撮影、石室は良好に残っているようだ

前の写真をトリミングし傾きを修正、まぐさ石でしょうか、側壁も切石のような石組み

背の高い墳丘が良好に残る

開口部反対側から

その2
背後に同規模の墳丘

ここも極狭隙間開口、やはり土嚢がある

ここも石室は良好のようだ、羨道とまぐさ石、玄室も埋まってなさそう

墳丘背後から

その3
その2背後にやはり同規模の墳丘

ここも激狭開口

羨道しか写らなかった

墳丘背後から

斜面カット部分、左が墳丘

その4
殿様塚から東に伸びる尾根上に僅かな高まり

天井石が露出

正面から見ると石室らしく見える、内部は埋没

後部天井辺りに隙間

ここが奥壁のようです、何か燃やされたのか黒くなっている

その5
更に尾根筋下方に僅かな高まり

ここも天井石露出

天井石と側壁の一部

正面から、内部埋没

その6
少し離れているがこれが最初に見つけた墳丘

斜面に立地、まず古墳でしょうね

見学記
筑紫野市山家、宮地岳南側中腹にある古墳群です。国道200号(旧道)に宮地岳登山道の看板がある(帰りに気がついた、旭化成ケミカルの看板の方がずっと目立つ)。そこを曲がって旭化成工場敷地内を通って行き止まりの所まで行きます。そこから北東側に登っていきます、道はないけど藪はないのでそれ程困難ではない、尾根筋に出る手前で小さな墳丘、更に登ると尾根筋にV字状に掘られた山道があるので更に登っていくと尾根筋平坦面に大きな墳丘があります。石室があるが入り口は土嚢で塞がれている、隙間からカメラを突っ込んで撮影すると石室は割と残っているようです。複室石室で前室と後室玄門のようです。その背後にも2基の古墳がありどちらも墳丘がよく残っているがこちらも隙間開口、どちらも石室は残っているようです。南東尾根筋に下がると2基の古墳、手前のは小型石室天井が露出、隙間から何とか奥壁が見えています。もう一つはかなり破壊されている。他にも石室を持つ家来塚とかあるそうですが分からず。
ここは宮地岳山中という程度ではっきりした場所が分からず当然何処から登っていいかもわからない状態でしたが何とか見つけることが出来ました。分かってみれば道はないけど藪漕ぎすることもなく行くのはそれ程困難ではありません。それだけにまともな石室が見られなかったのが残念、苦労したんだから一つくらい見たかったよ~。でも見つけたことにたいして自分自身を褒めてあげたい(笑)。途中工場内の道路を通って行き止まりの場所に車を止めて周辺捜索、車が通るような場所ではないので目撃していた工場の人が心配して見に来たくらいだった。
丘陵山腹に位置する横穴石室墳
殿様塚古墳
横穴式石室
位置:33°28′56″N 130°34′28″E (日本測地系)
33.48552686 130.57210309(世界測地系)
丘陵中腹斜面に立地、石室は土嚢で閉鎖

土嚢隙間にカメラを突っ込んで撮影、石室は良好に残っているようだ

前の写真をトリミングし傾きを修正、まぐさ石でしょうか、側壁も切石のような石組み

背の高い墳丘が良好に残る

開口部反対側から

その2
背後に同規模の墳丘

ここも極狭隙間開口、やはり土嚢がある

ここも石室は良好のようだ、羨道とまぐさ石、玄室も埋まってなさそう

墳丘背後から

その3
その2背後にやはり同規模の墳丘

ここも激狭開口

羨道しか写らなかった

墳丘背後から

斜面カット部分、左が墳丘

その4
殿様塚から東に伸びる尾根上に僅かな高まり

天井石が露出

正面から見ると石室らしく見える、内部は埋没

後部天井辺りに隙間

ここが奥壁のようです、何か燃やされたのか黒くなっている

その5
更に尾根筋下方に僅かな高まり

ここも天井石露出

天井石と側壁の一部

正面から、内部埋没

その6
少し離れているがこれが最初に見つけた墳丘

斜面に立地、まず古墳でしょうね

見学記
筑紫野市山家、宮地岳南側中腹にある古墳群です。国道200号(旧道)に宮地岳登山道の看板がある(帰りに気がついた、旭化成ケミカルの看板の方がずっと目立つ)。そこを曲がって旭化成工場敷地内を通って行き止まりの所まで行きます。そこから北東側に登っていきます、道はないけど藪はないのでそれ程困難ではない、尾根筋に出る手前で小さな墳丘、更に登ると尾根筋にV字状に掘られた山道があるので更に登っていくと尾根筋平坦面に大きな墳丘があります。石室があるが入り口は土嚢で塞がれている、隙間からカメラを突っ込んで撮影すると石室は割と残っているようです。複室石室で前室と後室玄門のようです。その背後にも2基の古墳がありどちらも墳丘がよく残っているがこちらも隙間開口、どちらも石室は残っているようです。南東尾根筋に下がると2基の古墳、手前のは小型石室天井が露出、隙間から何とか奥壁が見えています。もう一つはかなり破壊されている。他にも石室を持つ家来塚とかあるそうですが分からず。
ここは宮地岳山中という程度ではっきりした場所が分からず当然何処から登っていいかもわからない状態でしたが何とか見つけることが出来ました。分かってみれば道はないけど藪漕ぎすることもなく行くのはそれ程困難ではありません。それだけにまともな石室が見られなかったのが残念、苦労したんだから一つくらい見たかったよ~。でも見つけたことにたいして自分自身を褒めてあげたい(笑)。途中工場内の道路を通って行き止まりの場所に車を止めて周辺捜索、車が通るような場所ではないので目撃していた工場の人が心配して見に来たくらいだった。