王城山4号
福岡県大野城市 2017年3月訪問
複室横穴式石室
位置:33°32′46″N 130°29′50″E (日本測地系)
33.54940826 130.49488621(世界測地系)
民間会社内に保存されている墳丘、現在この前は住宅地だが元は谷筋に向かっていたもよう

石室前はハの字状に開く、羨道玄室は許可を得て掃除

短い羨道、前室

前室左側、奥行きはあまりなく上部がせり出している

反対側も同様、上部がせり出すのはこの辺りの特徴か

〃縦位置、天井は僅かに高い

玄室はそれ程奥行きはない、基部に大型石材を据え上部は巧みに石を組み合わせる

〃縦位置、背の高いドーム状

天井は狭く主軸方向に長い、天井石は1枚石

奥から外、両袖式で袖幅が広い

〃縦位置

奥から左側、袖石は分厚い板状

〃反対側、こちらの方が積み方が緻密そう

前室奥から、ストロボ無し

〃反対側

見学記
乙金2丁目、ピアノターミナルナカムラの敷地内にあります。敷地内と言っても遊休地状態、周りが大規模に宅地開発される中でほぼ元の地形を保っています。古墳の前もすっかり宅地となって嵩上げされていますが会社の人の話によるとそこは谷筋だったとか、谷に向かう斜面に立地しているようです。石室入り口には柵がありますが会社で鍵を借りて中に入ることが出来ます(年中無休だとか)。南側に開口する複室石室で入り口がハの字状に広がって前庭となっています。短い羨道と前室後室も良好、前室は左右の幅はそれ程ないですが天井がやや高く前室らしい雰囲気、後室は奥壁側壁とも基部に巨石を据え小型石材を積み上げたドーム状、天井は狭く1枚石です。床面には平石が敷き詰められています。会社の人の話によると前会長さんがこういうのが好きで保存しているとか、ありがたいことです。敷地内からも多数の甕棺が出土したそうでそれらを祀った神社が敷地内に作られています。
複室横穴式石室
位置:33°32′46″N 130°29′50″E (日本測地系)
33.54940826 130.49488621(世界測地系)
民間会社内に保存されている墳丘、現在この前は住宅地だが元は谷筋に向かっていたもよう

石室前はハの字状に開く、羨道玄室は許可を得て掃除

短い羨道、前室

前室左側、奥行きはあまりなく上部がせり出している

反対側も同様、上部がせり出すのはこの辺りの特徴か

〃縦位置、天井は僅かに高い

玄室はそれ程奥行きはない、基部に大型石材を据え上部は巧みに石を組み合わせる

〃縦位置、背の高いドーム状

天井は狭く主軸方向に長い、天井石は1枚石

奥から外、両袖式で袖幅が広い

〃縦位置

奥から左側、袖石は分厚い板状

〃反対側、こちらの方が積み方が緻密そう

前室奥から、ストロボ無し

〃反対側

見学記
乙金2丁目、ピアノターミナルナカムラの敷地内にあります。敷地内と言っても遊休地状態、周りが大規模に宅地開発される中でほぼ元の地形を保っています。古墳の前もすっかり宅地となって嵩上げされていますが会社の人の話によるとそこは谷筋だったとか、谷に向かう斜面に立地しているようです。石室入り口には柵がありますが会社で鍵を借りて中に入ることが出来ます(年中無休だとか)。南側に開口する複室石室で入り口がハの字状に広がって前庭となっています。短い羨道と前室後室も良好、前室は左右の幅はそれ程ないですが天井がやや高く前室らしい雰囲気、後室は奥壁側壁とも基部に巨石を据え小型石材を積み上げたドーム状、天井は狭く1枚石です。床面には平石が敷き詰められています。会社の人の話によると前会長さんがこういうのが好きで保存しているとか、ありがたいことです。敷地内からも多数の甕棺が出土したそうでそれらを祀った神社が敷地内に作られています。