谷上古墳群
福岡県福岡市西区 2018年2月訪問
前方後円墳1他
1号(谷上古墳)
前方後円墳、TL37,RH3
横穴式石室、玄室長2.6,幅1.6-2.2m
位置:33°33′46″N 130°16′28″E (日本測地系)
33.56606913 130.27212488(世界測地系)
尾根筋頂部に立地、高まりが見えてあったと思ったのですが

前方部端にしては大きすぎるかな

上に上がると更に高まり、後円部だと思ったのですが

横から見ると奥に本物の後円部があった、最初の平坦地も儀式の場所だったんでしょうか

正真正銘の前方部端

前方部から後円部、木が伐採され見やすくなっていた

後円部から前方部

後円部南側に上部を失った石室露出、右側の側壁はかなり破壊

南側から

奥壁、特に大きな石材はない

右側壁

奥から、一見玄門がないように見えますが

よく見ると扉石が残っているようです、上に土嚢があり羨道も残っているかもです

墳丘側面、左後円部右前方部

2号
位置:33°33′49″N 130°16′29″E (日本測地系)
33.56690239 130.2724026(世界測地系)
尾根筋からやや外れた緩斜面に位置する

上部を失った石室露出、2m四方程

後方から、石室前は急斜面

奥壁

右側壁

左側壁

奥から外、両袖式

3号
かなり破壊された石室

4号
位置:33°33′50″N 130°16′32″E
1号のある尾根から派生した尾根先端辺りに立地、手前に天井石がずり落ちている

原型を留めているのは最後部だけ

開口部正面

奥壁上部が何とか見えている

見学記
福岡市西区今宿上ノ原、丘陵上にある全長37mの前方後円墳で石室もあるそうなので是非行ってみたかったけど難しいかなと思っていましたが登り口さえ見つければそれ程困難ではありませんでした。北側に送電線鉄塔保守用の山道がありそこから登っていきます。祠までははっきりした道ですがその先は山道、でもコフニストなら問題なし。尾根筋(ここは中世山城だそうで堀切等が残っている)に至ったら南に行きます。途中に鉄塔があり更にその先に古墳があります。前方部北向き、手前が平坦面になっていて古墳それとも山城の施設?。墳丘上の樹木が伐採されて見やすくなっていましたが棘のあるサルトリイバラの芽生えが多数あって冬場以外では動き回るのが難しそう。後円部に天井を失った横穴石室露出、石室自体は平凡ですが両袖式の玄門に閉塞石だか扉石が残っています。石室自体はたいしたものではないですがここは来たことに価値がある(笑)。市史跡ですが説明板や案内板は全くありません。単独の古墳ではなくA群(20基)、B群(4基)、C群(5基・消滅)からなりこれはB群1号となります。尾根を戻って鉄塔に戻る、このすぐ東側に石室があります、これがB2号、天井を失っていて2m四方程の大きさ。更に尾根を戻ると東側に伸びる尾根筋があります。下ってすぐ右(南側)にあるのがB3号ですが崩壊埋没した石室です。尾根先端辺りの南斜面にあるのがB4号、石室前部が崩壊し奥辺りが残っています。A群は西側にあるようですが状態はあまり良くないようなのでパス。北側にお寺があり広い駐車場があるので停めさせてもらいました。
前方後円墳1他
1号(谷上古墳)
前方後円墳、TL37,RH3
横穴式石室、玄室長2.6,幅1.6-2.2m
位置:33°33′46″N 130°16′28″E (日本測地系)
33.56606913 130.27212488(世界測地系)
尾根筋頂部に立地、高まりが見えてあったと思ったのですが

前方部端にしては大きすぎるかな

上に上がると更に高まり、後円部だと思ったのですが

横から見ると奥に本物の後円部があった、最初の平坦地も儀式の場所だったんでしょうか

正真正銘の前方部端

前方部から後円部、木が伐採され見やすくなっていた

後円部から前方部

後円部南側に上部を失った石室露出、右側の側壁はかなり破壊

南側から

奥壁、特に大きな石材はない

右側壁

奥から、一見玄門がないように見えますが

よく見ると扉石が残っているようです、上に土嚢があり羨道も残っているかもです

墳丘側面、左後円部右前方部

2号
位置:33°33′49″N 130°16′29″E (日本測地系)
33.56690239 130.2724026(世界測地系)
尾根筋からやや外れた緩斜面に位置する

上部を失った石室露出、2m四方程

後方から、石室前は急斜面

奥壁

右側壁

左側壁

奥から外、両袖式

3号
かなり破壊された石室

4号
位置:33°33′50″N 130°16′32″E
1号のある尾根から派生した尾根先端辺りに立地、手前に天井石がずり落ちている

原型を留めているのは最後部だけ

開口部正面

奥壁上部が何とか見えている

見学記
福岡市西区今宿上ノ原、丘陵上にある全長37mの前方後円墳で石室もあるそうなので是非行ってみたかったけど難しいかなと思っていましたが登り口さえ見つければそれ程困難ではありませんでした。北側に送電線鉄塔保守用の山道がありそこから登っていきます。祠までははっきりした道ですがその先は山道、でもコフニストなら問題なし。尾根筋(ここは中世山城だそうで堀切等が残っている)に至ったら南に行きます。途中に鉄塔があり更にその先に古墳があります。前方部北向き、手前が平坦面になっていて古墳それとも山城の施設?。墳丘上の樹木が伐採されて見やすくなっていましたが棘のあるサルトリイバラの芽生えが多数あって冬場以外では動き回るのが難しそう。後円部に天井を失った横穴石室露出、石室自体は平凡ですが両袖式の玄門に閉塞石だか扉石が残っています。石室自体はたいしたものではないですがここは来たことに価値がある(笑)。市史跡ですが説明板や案内板は全くありません。単独の古墳ではなくA群(20基)、B群(4基)、C群(5基・消滅)からなりこれはB群1号となります。尾根を戻って鉄塔に戻る、このすぐ東側に石室があります、これがB2号、天井を失っていて2m四方程の大きさ。更に尾根を戻ると東側に伸びる尾根筋があります。下ってすぐ右(南側)にあるのがB3号ですが崩壊埋没した石室です。尾根先端辺りの南斜面にあるのがB4号、石室前部が崩壊し奥辺りが残っています。A群は西側にあるようですが状態はあまり良くないようなのでパス。北側にお寺があり広い駐車場があるので停めさせてもらいました。