油利百塚群集墳

兵庫県丹波市(旧氷上町)2019年3月訪問

石室多数も良好なのは1基のみ

1号
横穴式石室
位置:35°08′09″N 135°00′49″E (日本測地系)
   35.1390367 135.0108371(世界測地系)
唯一良好な石室を持つ、斜面に立地なので下からだと大きく見える


大きな開口部、羨道前上部は壊失


羨道後部、左右に袖石が埋め込まれている、位置も前後にずれているような


〃ストロボ撮影


細長い玄室、左に歪んでいる


〃縦位置


奥壁、土砂が流入しているが最下部は大きな腰石、その上の石が飛び出してきている、隙間から背後の土が見えている


奥から外、微妙に袖石が出ているかな


〃縦位置


背後から見た墳丘


その2
1号上方、いかにも石室


こちらが正面のようです


天井石は1枚しか残ってないようだ


背後から、奥が1号


その3
僅かな高まり、下草があったらまずわからない


石材は見られず


その4
_1:これも僅かな高まり、石材が僅かに見える


その5
1号側、右側に1号墳丘


細長い石室露出、左側のは葺石なんでしょうか


石室後部、手前が奥壁


横から


斜め前から


その6
傾斜点辺りに立地、これも葺石?


天井石1枚残存、石室埋没


その7
1号すぐ下、群の中では比較的墳丘残存、天井石がずれて開口


石室内部、半ば埋まるも奥壁が見えている


その8
更に下方に割とハッキリした墳丘


盗掘で大きく窪んでいる


横から見ると割と残る墳丘


正面から見ると大きく盗掘されている


石材露出、奥壁か側壁か


その9
更に下、これもハッキリした墳丘


側壁が残る、これも細長い石室


奥壁が残っていた


後方上から、右側壁に段差があるのが玄門でしょうか


その10
更に下方、これもハッキリした墳丘


石材露出


隙間はあるけど内部を撮ってないから埋まっていたかな


(見学記)
丹波市氷上町油利、大年神社から更に北東500m、やや広い谷間の集落がありその北側、山裾沿いに谷奥に入っていく道路があります。フェンスを超えて200m程かな、右側緩傾斜地の疎林の中に墳丘が点々と見えています、流石に百塚はオーバー。群のやや北寄りに1号、大きな墳丘と長い石室が残っています。幅に比べてやや背の高い玄室、側壁に埋め込まれたような袖石がありますがやや前後にずれています。石材は中型で奥壁側壁とも同様、全体がやや西側に歪み、奥壁も崩壊しかけています。この南側にやや大きな墳丘があり石室後部が残っています。周辺に幾つもありますが小型石室ばかり盗掘されているのも多い。集落手前の県道脇に駐車スペースあり。

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