丸尾古墳群

福岡県行橋市 2020年3月訪問

横穴石室墳十数基

その1
 複室横穴式石室
 位置:33°44′36″N 130°55′17″E (日本測地系)
    33.74661687 130.91901308(世界測地系)
東側から林に入っていくと出会う、その手前にも古墳があるがすぐこれが見えている


斜め前から


真正面から、手前まで羨道が伸びていたか


開口部正面、天井石が随分右にずれているような  墳頂に天井石露出


前室玄門


前室、側壁は割と巨石


天井も高い


巨石1枚石の奥壁


奥壁上部の石が前に突き出ている


天井は広いがそれ程高くはない


奥から外、袖石は両方とも1本の石柱、やや前後にずれている


前室奥から


奥から見た前室天井


背後斜面にカットした跡が残る


その2
すぐ西側にはっきりした墳丘


下から見るとそれ程はっきりせず


斜め前から見ると古墳らしく見える


正面から、前部壊失


開口部


内部はかなり埋まる


下が埋まるが2段積みか


その3
その下にも低い墳丘、奥は谷筋になっている


下から見た墳丘、どうもこの近くにもう1基あったようだ


石材露出程度


その4
その1東側にもはっきりした墳丘


天井石が露出、右後方にもその5


東側から、右奥にその1


その5から見た墳丘、結構急斜面


その5
開口部正面、これだけ見ると良好そうですが


内部は半分程埋没


その6
更に上の方、天井石露出


正面から


ここも内部は半ば埋まる


東側から、後方の巨石は古墳と関係なし


その7
上から見ると高まりは分かる


多分天井石でしょうね


横から


その8
林に入って最初に出会うのがこれ、後方明るい部分は溜池、水没した古墳があるかも


天井石らしい巨石露出



(見学記)
野口古墳群の東側に2つの溜池がありその奥の溜池北側、丘陵斜面に分布する古墳群で16基あるそうですが確認できたのは10基程度、石室完存は1基だけ、他に石室内部が覗けるのが3基でした。盟主墳だろうその古墳は斜面をカットした様子がよく残り南側に開口する複室石室です。羨道は短いが前室後室完存、後室玄門はやや袖石まぐさ石とも奥行きがあり通路状になっています。奥壁は巨石2段積みですが上側のがまるで石棚のように大きく突き出ています。天井はそれ程高くはないが1枚石です。
古墳群は主墳の周辺にまとまっていますが上の方に登っていくと新たに2基の石室墳を発見、でも埋まっていた。西側の尾根に登ると石室墳がありましたが予想通り野口古墳群の最上部辺りだったのでこの2基も野口古墳群かなと思います。

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