野口古墳群(中央ゾーン)
福岡県行橋市 2020年3月訪問
横穴石室墳40基以上
中央ゾーン・南部ゾーン・北部ゾーン(大まかな分類)
林の中に入ると出会う、古墳ではなく自転車競技用、右に行くと中央ゾーン、左が南部ゾーン

その1~5・その6~10・その11(前方後円墳)・その12~14
その1(HP「古墳とかあれ」その1)
位置:33°44′32″N 130°55′15″E (日本測地系)
33.74550587 130.91845761(世界測地系)
林に入って最初に出会うのがこれ、いかにも石室だと分かります

丸みを帯びた天井石

墳丘は殆ど流失、背の高い石室露出

開口部、後からだけどどうも後室のようです

玄室、隙間だらけで内部は明るい

〃縦位置、背が高くドーム状

奥から外、写真を見ると外に見えているのが前室玄門のような

〃縦位置、奥行きがないので下がれない

驚愕的な側壁、よく残ったな、これがなければ石室崩壊していたかも、驚きすぎて天井撮るの忘れた(汗)

その2(〃その3)
すぐ上にも大きな開口部を持つ石室

悠々入れる大きさ

複室のようです

前室

巨石1枚石の玄室奥壁、側壁も巨石、天井は低い

奥から外、ここも下がれません

前室奥から、結構広い

その3(〃その4)
更に上にも大きな墳丘、この後なんぼでも出てきます

羨道はほぼ壊失、巨石の天井石が露出している

開口部正面

前室でしょうか

ここもほぼ巨石の奥壁、左側壁も1枚石の巨石

〃縦位置

狭い天井、一つ目小僧だ(笑)

風変わりな玄門、左側は普通の袖石だが右は通路のような石材

〃縦位置、まぐさ石は普通

奥から左、側壁は巨石2段重ね

奥から右、なんでこんな構造

墳丘背後から、自転車通ります

その4(〃その7)
これもはっきりした墳丘に石室開口

正面から、側壁の面が真っすぐ

複室石室前室

ストロボ撮影

1枚石の奥壁、側壁も巨石、天井は高くない

奥から外、シキミ石がある

前室奥から、袖石が前後にずれる

側が谷筋なので墳丘一部崩落、石室露出

その5(〃その8)
こことしては小型の墳丘

石室内部は良好、左右に袖石がある

側壁の一部が崩落して内部は明るい

小型ながら1枚石の奥壁

奥から外、左側が崩落しているが単室両袖式でしょうか

その6(〃その9)
やや小さめの墳丘に開口部

石室正面、前部はかなり破壊

やや狭い開口部

石室内部、一段下がっているのがまぐさ石か

奥の方が狭くなっているような

墳丘側面、緩斜面なのがわかる

その7(〃その10)
同様の墳丘&石室

羨道の基部は残っているようだ

樹木が天井を支えています(笑)、石材と接触して肥大化したもよう

おかげでじゃないけど内部良好

まず無袖でしょうね

四角い鏡石+平石、ここではあまりないタイプ

奥から外、羨道部分は石材が小型、入り口の木は両足を踏ん張っているような

その8(〃その11)
大きな墳丘

羨道はかなり手前まであったようだ

墳丘中腹に開口

複室石室、羨道後部と前室

前室、左右側壁は巨石、天井は高くない

玄室、鏡石+厚めの平石、左右側壁はほぼ1枚石の巨石

縦位置、天井は高くない

奥から外、見事に真っすぐ、玄門にシキミ石がある

〃縦位置

前室奥から

その9(〃その12)
斜面に穏やかな墳丘

下方から、奥に見ええいるのがその8か

開口部

小型石室内部

その10(〃その21)
大きさの割に低い墳丘

これも羨道はかなり伸びていたもよう

開口部

前室?

玄室、1枚石の奥壁、幅はそれ程ないし天井も低い

奥から外

その11からみた墳丘

その11(前方後円墳)(〃その20)
その10から見た墳丘、連接した2古墳かと思いましたが前方後円墳があるのを思い出しました

近寄ってみると確かに前方後円墳です

南側に2石室開口、前が斜面、下がりすぎると間に木が入ってしまいます

前進してこれが限度、これ以上近づくと石室内部が見えなくなります

前方部石室正面、立ったまま入れます、羨道はかなり伸びていたようです

羨道後部

前室

巨石を積んだ玄室、奥壁側壁とも巨石+平石

〃縦位置、点状はやや高く広い

奥から外、袖石は1本柱だが、左右の大きさが随分違う

〃縦位置、まぐさ石が巨石

前室奥から、まぐさ石上に空間があるような、天井を撮ってないな

後円部石室正面

すぐ奥に前室が見えていて、羨道はほとんど壊失

前室、長い立柱石の袖石、まぐさ石がないような

1枚石の奥壁、右側壁も同様、左側壁は巨石+詰石

〃縦位置、天井石は1枚石

奥から外、奥行きがなく下がれません、玄室にはまぐさ石がないが前室にはある

前室奥から、巨石まぐさ石

〃縦位置、天井が高い

前方部から後円部

後円部から前方部、右側石室出口辺りが張り出しているような

前方部端を上から、直線状になっています

その12(〃その22)
大きな墳丘

露出した天井石が並ぶ

奥の方に隙間

小型石材を積んだ奥壁、いかにも古そう

その13(その23)
良好に残る大きな墳丘

期待できる石室開口

石室正面、羨道は下部が残る

開口部正面、巨石羨道天井石

羨道後部、前室玄門

前室、後室玄門、両側は殆ど引っ込まず天井も高くない

前室(ストロボ無し)

巨石を積んだ玄室

奥から外、巨大な袖石、間にしきみ石がある

前室奥から、袖石が前後にずれる、こちらはまぐさ石がある

その14(〃その24)
すぐ西側にも良好な墳丘

他のに比べて控えめに盗掘されています

激狭の開口部

複室石室が良好に残る、これは入ってみたかった

(見学記)
行橋市福丸、福丸古墳群東方の丘陵に分布する30基以上からなる古墳群です。丘陵麓辺りからかなり上の方まで広範囲に分布、でもモトクロスバイクの練習場になっているようではっきりした山道があり見学は福丸古墳群よりは楽かもしれない。林の中に入って50m程行くとコースの案内表示があります。ここを右に行くとまず右の斜面際に露出した石室、背の高い玄室ですがこのタイプのはこの古墳群では少数派のようです。中に入ると側壁の一部が抜けて1個が中途半端に引っかかりかなり危険な状態です、入ったけどね。この後も登っていくと良好な墳丘や石室が次々と出てきます。もう個々の説明は省略しますが一番のハイライトは双室墳の前方後円墳でしょうか。「前方後円墳集成」のは載っていませんが前方部と思われる東側墳丘端が直線的でやはり前方後円墳の可能性が高いです。南側に開口、両方とも巨石を使った複室石室です。後円部のより前方部の方が長そう。墳丘上から見ると前方部南側が不自然に張り出ていてひょっとしたら前方部の石室は後から構築したかもしれません。元の前方部の幅では長さが足りず付け足したかな。この辺りに良好な墳丘と石室が集中しています。この上の方にもまだまだ古墳がありますがどれも小型の石室です。下方にも小型古墳がまとまっています。
1日かかるかと思いましたが午前中で終了。HP「古墳とかアレ」の分布図を見てみるともっと西の方に広がっているようなので午後からそちらを捜索、深い谷を超え急斜面を登って尾根上に墳丘があったけどどう見ても前日見た引石古墳群(仮称)の最上部の1基でした。序でに更に歩き回って願光寺古墳群(仮称)を見つけたからよかったけど。この後急斜面を下るのは怖いので尾根を登っていき谷が低くなって渡れそうな場所で横断して東の尾根に到達したら石室墳があったけど午前中見た野口古墳群最上部辺りの古墳でした。この後古墳を見ながら降りていきました。背後から見た墳丘もなかなか格好良かったけどもう仮番号さえわからない状態なので撮っても混乱するだけなので諦めました。林入口辺りに駐車スペースあり。
横穴石室墳40基以上
中央ゾーン・南部ゾーン・北部ゾーン(大まかな分類)
林の中に入ると出会う、古墳ではなく自転車競技用、右に行くと中央ゾーン、左が南部ゾーン

その1~5・その6~10・その11(前方後円墳)・その12~14
その1(HP「古墳とかあれ」その1)
位置:33°44′32″N 130°55′15″E (日本測地系)
33.74550587 130.91845761(世界測地系)
林に入って最初に出会うのがこれ、いかにも石室だと分かります

丸みを帯びた天井石

墳丘は殆ど流失、背の高い石室露出

開口部、後からだけどどうも後室のようです

玄室、隙間だらけで内部は明るい

〃縦位置、背が高くドーム状

奥から外、写真を見ると外に見えているのが前室玄門のような

〃縦位置、奥行きがないので下がれない

驚愕的な側壁、よく残ったな、これがなければ石室崩壊していたかも、驚きすぎて天井撮るの忘れた(汗)

その2(〃その3)
すぐ上にも大きな開口部を持つ石室

悠々入れる大きさ

複室のようです

前室

巨石1枚石の玄室奥壁、側壁も巨石、天井は低い

奥から外、ここも下がれません

前室奥から、結構広い

その3(〃その4)
更に上にも大きな墳丘、この後なんぼでも出てきます

羨道はほぼ壊失、巨石の天井石が露出している

開口部正面

前室でしょうか

ここもほぼ巨石の奥壁、左側壁も1枚石の巨石

〃縦位置

狭い天井、一つ目小僧だ(笑)

風変わりな玄門、左側は普通の袖石だが右は通路のような石材

〃縦位置、まぐさ石は普通

奥から左、側壁は巨石2段重ね

奥から右、なんでこんな構造

墳丘背後から、自転車通ります

その4(〃その7)
これもはっきりした墳丘に石室開口

正面から、側壁の面が真っすぐ

複室石室前室

ストロボ撮影

1枚石の奥壁、側壁も巨石、天井は高くない

奥から外、シキミ石がある

前室奥から、袖石が前後にずれる

側が谷筋なので墳丘一部崩落、石室露出

その5(〃その8)
こことしては小型の墳丘

石室内部は良好、左右に袖石がある

側壁の一部が崩落して内部は明るい

小型ながら1枚石の奥壁

奥から外、左側が崩落しているが単室両袖式でしょうか

その6(〃その9)
やや小さめの墳丘に開口部

石室正面、前部はかなり破壊

やや狭い開口部

石室内部、一段下がっているのがまぐさ石か

奥の方が狭くなっているような

墳丘側面、緩斜面なのがわかる

その7(〃その10)
同様の墳丘&石室

羨道の基部は残っているようだ

樹木が天井を支えています(笑)、石材と接触して肥大化したもよう

おかげでじゃないけど内部良好

まず無袖でしょうね

四角い鏡石+平石、ここではあまりないタイプ

奥から外、羨道部分は石材が小型、入り口の木は両足を踏ん張っているような

その8(〃その11)
大きな墳丘

羨道はかなり手前まであったようだ

墳丘中腹に開口

複室石室、羨道後部と前室

前室、左右側壁は巨石、天井は高くない

玄室、鏡石+厚めの平石、左右側壁はほぼ1枚石の巨石

縦位置、天井は高くない

奥から外、見事に真っすぐ、玄門にシキミ石がある

〃縦位置

前室奥から

その9(〃その12)
斜面に穏やかな墳丘

下方から、奥に見ええいるのがその8か

開口部

小型石室内部

その10(〃その21)
大きさの割に低い墳丘

これも羨道はかなり伸びていたもよう

開口部

前室?

玄室、1枚石の奥壁、幅はそれ程ないし天井も低い

奥から外

その11からみた墳丘

その11(前方後円墳)(〃その20)
その10から見た墳丘、連接した2古墳かと思いましたが前方後円墳があるのを思い出しました

近寄ってみると確かに前方後円墳です

南側に2石室開口、前が斜面、下がりすぎると間に木が入ってしまいます

前進してこれが限度、これ以上近づくと石室内部が見えなくなります

前方部石室正面、立ったまま入れます、羨道はかなり伸びていたようです

羨道後部

前室

巨石を積んだ玄室、奥壁側壁とも巨石+平石

〃縦位置、点状はやや高く広い

奥から外、袖石は1本柱だが、左右の大きさが随分違う

〃縦位置、まぐさ石が巨石

前室奥から、まぐさ石上に空間があるような、天井を撮ってないな

後円部石室正面

すぐ奥に前室が見えていて、羨道はほとんど壊失

前室、長い立柱石の袖石、まぐさ石がないような

1枚石の奥壁、右側壁も同様、左側壁は巨石+詰石

〃縦位置、天井石は1枚石

奥から外、奥行きがなく下がれません、玄室にはまぐさ石がないが前室にはある

前室奥から、巨石まぐさ石

〃縦位置、天井が高い

前方部から後円部

後円部から前方部、右側石室出口辺りが張り出しているような

前方部端を上から、直線状になっています

その12(〃その22)
大きな墳丘

露出した天井石が並ぶ

奥の方に隙間

小型石材を積んだ奥壁、いかにも古そう

その13(その23)
良好に残る大きな墳丘

期待できる石室開口

石室正面、羨道は下部が残る

開口部正面、巨石羨道天井石

羨道後部、前室玄門

前室、後室玄門、両側は殆ど引っ込まず天井も高くない

前室(ストロボ無し)

巨石を積んだ玄室

奥から外、巨大な袖石、間にしきみ石がある

前室奥から、袖石が前後にずれる、こちらはまぐさ石がある

その14(〃その24)
すぐ西側にも良好な墳丘

他のに比べて控えめに盗掘されています

激狭の開口部

複室石室が良好に残る、これは入ってみたかった

(見学記)
行橋市福丸、福丸古墳群東方の丘陵に分布する30基以上からなる古墳群です。丘陵麓辺りからかなり上の方まで広範囲に分布、でもモトクロスバイクの練習場になっているようではっきりした山道があり見学は福丸古墳群よりは楽かもしれない。林の中に入って50m程行くとコースの案内表示があります。ここを右に行くとまず右の斜面際に露出した石室、背の高い玄室ですがこのタイプのはこの古墳群では少数派のようです。中に入ると側壁の一部が抜けて1個が中途半端に引っかかりかなり危険な状態です、入ったけどね。この後も登っていくと良好な墳丘や石室が次々と出てきます。もう個々の説明は省略しますが一番のハイライトは双室墳の前方後円墳でしょうか。「前方後円墳集成」のは載っていませんが前方部と思われる東側墳丘端が直線的でやはり前方後円墳の可能性が高いです。南側に開口、両方とも巨石を使った複室石室です。後円部のより前方部の方が長そう。墳丘上から見ると前方部南側が不自然に張り出ていてひょっとしたら前方部の石室は後から構築したかもしれません。元の前方部の幅では長さが足りず付け足したかな。この辺りに良好な墳丘と石室が集中しています。この上の方にもまだまだ古墳がありますがどれも小型の石室です。下方にも小型古墳がまとまっています。
1日かかるかと思いましたが午前中で終了。HP「古墳とかアレ」の分布図を見てみるともっと西の方に広がっているようなので午後からそちらを捜索、深い谷を超え急斜面を登って尾根上に墳丘があったけどどう見ても前日見た引石古墳群(仮称)の最上部の1基でした。序でに更に歩き回って願光寺古墳群(仮称)を見つけたからよかったけど。この後急斜面を下るのは怖いので尾根を登っていき谷が低くなって渡れそうな場所で横断して東の尾根に到達したら石室墳があったけど午前中見た野口古墳群最上部辺りの古墳でした。この後古墳を見ながら降りていきました。背後から見た墳丘もなかなか格好良かったけどもう仮番号さえわからない状態なので撮っても混乱するだけなので諦めました。林入口辺りに駐車スペースあり。