徳永夫婦塚古墳

福岡県行橋市 2022年3月訪問

 前方後円墳
 位置:33°44′29″N 130°55′47″E (日本測地系)
    33.74467276 130.92734579(世界測地系)
近くの前方後円墳と同じく急傾斜で立ち上がる墳丘、北側でこちらが後円部


南側、前方部端


前方部から後円部


後円部から前方部、上から見た方が前方後円墳らしく感じます


前方部石室開口部、手前の天井石は転落か、こちらを先に見つけました


多少埋まっていますが入室に問題なし


開口部から覗くと複室なのが分かります


前室、石材は割と大きい


後室、大型石材を据え上にブロック状の石を重ねる


右側壁


左側壁


天井、左が奥壁側、四角とか楕円状とかが多い中でこのような形状は珍しい


奥から外、左右の袖石の大きさがやや異なる


前室奥から


天井は広いがそれ程高くはない


奥から前室右側


〃左側、石材の大きさが随分異なる


後円部開口部、まさかまさかの双室墳


こちらも複室でした


前室


後室、ややいびつなおむすび型の鏡石、鏡石以外は前方部石室と変わらず


〃縦位置、大人の背丈程度の高さ


天井石、こちらは四角、左が奥壁側


奥から外


前室奥から


一段高い天井


奥から前室左方向


〃右方向、こちらも左右で積み方が多少異なる


羨道奥から


2ヶ所の開口部を一画面に収めたかったが無理でした


(見学記)
自治体は違いますが同じ丘陵上の至近距離に2基の前方後円墳があるし墓地には古墳らしきものもあるし古墳群を形成しているようなので他にまだあるかなと思って探してみたらほんとにありました。これだけでも心のなかでピースサイン(笑)、規模はやや小さいですがこれも墳丘が急傾斜に立ち上がっています。裾をグルっと回ってみると東側に石室開口、中にはいってみると本格的な複室石室です。これだけでもバンザイ物なのに更にもう一つ開口していました、こちらも複室石室、まさかまさかの双室墳で万々歳でした。これ程の古墳が殆ど知られてないとはね。墳丘上に上がってみると前方後円墳のようにも見えます、北側が後円部かな、ハッキリしないけど。しかし軽い気持ちで探してみたけどこれ程の大物を釣り上げるとは。前方後円墳を夫婦塚ということはよくあるし双室墳を夫婦塚と名付けることもあります。すぐ北側の貴船神社のも前方後円墳の双室墳だしそれを黒添夫婦塚と間違えられることもあるしこの辺り名前が混乱しているのかもしれません。行橋市歴史資料館に問い合わせたところ徳永夫婦塚古墳と教えてもらいました。

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