ササラ谷古墳

岡山県総社市(旧山手村)2022年3月訪問

ササラ谷古墳
 横穴式石室
 位置:34°39′05″N 133°47′50″E(日本測地系)
    34.65461741 133.79457433(世界測地系)
この奥の林の中にあります、痕跡道さえ無し、手前は2018年豪雨で山崩れを起こした跡、藪の中を歩かない分だけ楽といえば楽


丘陵頂部南側の緩斜面に立地、天井石が見えその前に溝というか空間が見えていて古墳だとわかります


正面から、先端辺りの天井石、左側が一部割れている


別アングルから、不思議な形状、なんでこんな石を使ったのか


良好に残るのは最後部辺りだけ、ここに陶棺がありましたが運び出され資料館に展示


原位置を保っている天井石は最後部ののみ、上面がやや丸みを帯びている


幅は50cm程度、側壁は基部にやや大きな石を据え上に小型石材


奥壁は鏡石+平石とこの地方でよく見かけるタイプ


奥から外、殆ど埋まってます、陶棺を持ち出した時もこんな状態だったんでしょうか


奥から左側


〃右側


おまけ
ずっと東側ですが起点となる神社辺りから見た南側風景、中央赤い屋根の建物の背後に終末期古墳の勝負ヶ谷古墳がある


(見学記)
総社市宿、倉敷市との境界近くの丘陵尾根ピークの南側緩斜面に立地する終末期の古墳です。石室自体は小型で奥の天井石は元のまま残っていますがもう1枚は動かされているようです。陶棺があったそうですが今は資料館に保存されているそうです。しかし来るだけでも大変なのにどうやって運び出した。倉敷市側に日差寺(地理院地形図には載っていない)がありここまで車で行けて駐車スペースがあります。西側の仕手倉山まで散策路があり更にその西側のピークまで山道があります。ここまでは楽ですがその後が大変、200m程の距離ですが痕跡程度の道もなく藪漕ぎを強いられます、更に山崩れの跡まであるが逆にこれは目印にもなりますが古墳は更に先でもう説明は不可能(汗)、コフ友さんに案内してもらいましたが単独では無理、でもコフ友さんは僅かな手がかりを元に探し当てたのだから凄いの一言です。

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