松本古墳群

島根県雲南市(旧三刀屋町)2022年4月訪問

6基、前方後方墳2、円墳2、方墳1、5号は消滅か
(見学順)
3号
 前方後方墳、TL52
 位置:35°17′46″N 132°52′45″E(日本測地系)
    35.29925343 132.87657952(世界測地系)
丘陵頂部に立地、県内最古の前方後方墳、上の駐車スペースから歩いて最初に出会うのがこれ


高まりは残るが方形の様子は大分崩れる


南東側に前方部


低い前方部はよく残っているんだが、以前はこれが認識されず方墳と思われていたとか


反対側から見た前方部


後方部から前方部、山道が通っていたのか主軸に沿って窪んでいる


前方部端から後方部、形状がわかりにくい


前方部中間辺りから後方部


墳丘図(説明板より)、正確な分布図があるのが助かる


1号
 TL50
1号下方に2号が見えています


後方部、何となく復元っぽく見えるけど元の状態でしょうね


後方部横から前方部


後方部横から3号


後方部から前方部


前方部から後方部


前方部隅から後方部


前方部端、手前に謎の石組み、頂部にも巨石、説明板にはこれらは全く書かれていない


箱式石棺のようには見えます、ここにあったのか移築なのか


蓋石にしては割りと雑な割り方、身の部分も違和感を感じる


墳丘図(説明板より)、1号と3号の主軸が大きくズレている


4号
 方墳
1号前方部角の先に小さな墳丘


方墳だそうです、少し窪んでいるか


2号
 円墳、R15,H3
 位置:35°17′42″N 132°52′47″E(日本測地系)
    35.29814249 132.87713505(世界測地系)
更に下、広い平坦面に2号


巨樹が生えるが墳丘はよく残る


上部が広く平坦ないかにも中期の墳丘


北側に周溝が残る


6号
 円墳
分布図があるので探してみました、正確な分布図じゃないと分かりづらかったでしょう


かなりの急斜面に立地、明らかに他とは違う立地


大きく盗掘、石材は全く見られず


(見学記)
三刀屋町給下、丘陵上にある前方後方墳2を含む6基からなる古墳群です。丘陵頂部にあるのが3号、全長52mの前方後方墳でこの地方最古の前方後方墳だそうです。前方部は低くあまり目立たないので以前は方墳だと思われていたそうです。当時は藪だったかもしれないけどはっきりした前方部が残っています。すぐ南側低い位置にあるのが1号(しかしここの番号バラバラ)で全長50mの前方後方墳です。形がいいから復元しているかもしれない。前方部端に巨石があるが古墳関連とは思えないような石材、更に箱式石棺もあるが側の説明板には何も書かれていません。前方部角先に4号がありますが小さいけど方墳だそうです。更に下っていった広い平坦面に2号がありこれは径15m高さ3mの円墳です。周りを浅い周溝が巡っています。3号北東の斜面に6号、これも小さな墳丘で頂部がざっくり掘られ石材は全く見当たりません。急傾斜の場所、立地からして後期の古墳かもしれません。北側にある三屋神社辺りに案内表示があり細い道を登っていくと頂部に広い駐車スペースがあります。南側の簡易郵便局辺りにも案内板がありそちらにもお寺の駐車場がありますが2号までは少し歩く必要がある。

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