無木古墳群
島根県奥出雲町(旧仁多町)2022年4月訪問
L字型石室墳2基
1号
L字型石室
位置:35°09′49″N 132°57′52″E(日本測地系)
35.16677361 132.96185028(世界測地系)
道路脇に標柱、以前あった説明板はなくなっている

玄室天井部が開口、入れないこともないが無理に入ることもない

反対側、笹薮の中に開口部

ここが本来の開口部、多少掃除しました

羨道側壁が随分傾いている

羨道、玄室奥天井が開口しているので明るい

ここが正面奥、実質側壁

小型の玄室、各壁は1枚石で構成

右側壁

左側壁

奥から反対側、1枚石でこれもまるで奥壁のように見える、天井石も羨道まで繋がっている

羨道玄室を隔てる仕切石でしょうか

羨道奥から、右側がかなり崩れている

〃ストロボ無し

2号
逆L字型石室
1号東側、やや離れた場所に標柱がある、初めこれを見逃して暫く時間を無駄にした

古木の下に開口、チョット掃除しました

匍匐前進必至の狭さ

羨道、前部が多少埋まるが奥はそれ程でもない

〃ストロボ撮影

右側壁に段差がある

正面はもういかにも側壁、石室が右に曲がっている逆L字型、Γ型とも

奥壁は1枚石、右側壁も1枚石、ここも1号よりやや大きい

角部分を撮影、左玄室、右羨道、奥行きが無いのでこれが精一杯

奥から反対側、これを立てたら普通に奥壁に使えそう

羨道奥から、入り口が埋まり気味なのが分かる、天井は入口部分が一段低くなっているか

〃ストロボ無し

(見学記)
奥出雲町下阿井、特異な石室を持つ2基からなる古墳群です。1号は道路脇ですが以前あった説明板は無くなっていて目立たない標柱が立っているだけでした。草が刈られ開口していますがそれは玄室奥の天井が外されている部分、本来の開口部は小さな墓地側に北向きに開口しています。内部に細竹が生えていたので掃除してから入室、かなり小型でしゃがんで入ることになります。先程の開口部のおかげで奥の方が明るくL字型石室の様子がよくわかります。手前部分(羨道と言えるのか)と玄室部分の間に仕切り石があります。玄室部分はかなり狭く大人一人が横たわるのは厳しいでしょうか。壁面は平面に整えられています。すぐ上に右に曲がる道がありそこを入って20m程にも同様の標柱が立っています。でも墳丘は殆ど分からず熊笹も茂っているので開口部は見当たらずちょっと手間取りました。標柱から見て左下辺り、複雑に枝を伸ばしている木の根本に開口しています。大分狭く入口部分は土砂が溜まっていますが奥の方はそれ程ではありません。こちらは逆L字型石室で右側に玄室があります。石室の規模も1号より大きくここも壁面は平面に整えられています。1号の方が小さく玄室の向きが逆、ひょっとして夫婦の墓なんでしょうかと想像。1号前に駐車可。
L字型石室墳2基
1号
L字型石室
位置:35°09′49″N 132°57′52″E(日本測地系)
35.16677361 132.96185028(世界測地系)
道路脇に標柱、以前あった説明板はなくなっている

玄室天井部が開口、入れないこともないが無理に入ることもない

反対側、笹薮の中に開口部

ここが本来の開口部、多少掃除しました

羨道側壁が随分傾いている

羨道、玄室奥天井が開口しているので明るい

ここが正面奥、実質側壁

小型の玄室、各壁は1枚石で構成

右側壁

左側壁

奥から反対側、1枚石でこれもまるで奥壁のように見える、天井石も羨道まで繋がっている

羨道玄室を隔てる仕切石でしょうか

羨道奥から、右側がかなり崩れている

〃ストロボ無し

2号
逆L字型石室
1号東側、やや離れた場所に標柱がある、初めこれを見逃して暫く時間を無駄にした

古木の下に開口、チョット掃除しました

匍匐前進必至の狭さ

羨道、前部が多少埋まるが奥はそれ程でもない

〃ストロボ撮影

右側壁に段差がある

正面はもういかにも側壁、石室が右に曲がっている逆L字型、Γ型とも

奥壁は1枚石、右側壁も1枚石、ここも1号よりやや大きい

角部分を撮影、左玄室、右羨道、奥行きが無いのでこれが精一杯

奥から反対側、これを立てたら普通に奥壁に使えそう

羨道奥から、入り口が埋まり気味なのが分かる、天井は入口部分が一段低くなっているか

〃ストロボ無し

(見学記)
奥出雲町下阿井、特異な石室を持つ2基からなる古墳群です。1号は道路脇ですが以前あった説明板は無くなっていて目立たない標柱が立っているだけでした。草が刈られ開口していますがそれは玄室奥の天井が外されている部分、本来の開口部は小さな墓地側に北向きに開口しています。内部に細竹が生えていたので掃除してから入室、かなり小型でしゃがんで入ることになります。先程の開口部のおかげで奥の方が明るくL字型石室の様子がよくわかります。手前部分(羨道と言えるのか)と玄室部分の間に仕切り石があります。玄室部分はかなり狭く大人一人が横たわるのは厳しいでしょうか。壁面は平面に整えられています。すぐ上に右に曲がる道がありそこを入って20m程にも同様の標柱が立っています。でも墳丘は殆ど分からず熊笹も茂っているので開口部は見当たらずちょっと手間取りました。標柱から見て左下辺り、複雑に枝を伸ばしている木の根本に開口しています。大分狭く入口部分は土砂が溜まっていますが奥の方はそれ程ではありません。こちらは逆L字型石室で右側に玄室があります。石室の規模も1号より大きくここも壁面は平面に整えられています。1号の方が小さく玄室の向きが逆、ひょっとして夫婦の墓なんでしょうかと想像。1号前に駐車可。