大名塚古墳群

三重県津市(旧安濃町)2008年3月訪問

3基、現存2基

1号(大名塚古墳)
円墳、R23,H4、6C後半
横穴式石室、全長8.95m、玄室長4.55,幅1.9,高2.9m
位置:34°46′04″N 136°25′30″E (日本測地系)
    34.7710388 136.42210337(世界測地系)
県道からの遠望


大きな石室が開口


石室正面


羨道


乱石積みの玄室、幅の割に背が高い


奥壁


奥から外、両袖式、左右の幅が随分違う


裏込め石でしょうか


背後から見た墳丘


2号
低い墳丘が残る


(見学記)
現津市安濃町草生、県道410号が県道28号と交差する50mほど案内表示があり手前北側林際に白い説明板が見えています。その側に大きな石室が開口、背後から見ると背の高い墳丘もよく分かります。前部が少しか遺失しているかも知れないけど羨道も立ったまま入れる大きさ、玄室も大きく長4.55m、幅1.9m、高2.9mもあります。側壁も殆ど持ち送りがなくより背が高く感じられます。ただ石室規模の割には使用石材は奥壁側壁とも中位の大きさです。まぐさ石にヒビが入り側壁下部もせり出すなど状態は少し悪い。石材が一部落ちて隙間に小石が見えていますが裏込めの石でしょうか。すぐ西側に2号の低い墳丘があり3号は消滅しています。ちなみに読み方は”だいみょうづか”でなく”おおなづか”です。県道脇に駐車スペースあり。市史跡。

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