一箕古墳群

福島県会津若松市 1999年5月訪問

3基の前期前方後円墳

会津大塚山古墳
前方後円墳、TL114,R70,RH13,FH6、4C中葉
位置:37°30′35″N 139°56′50″E

墳丘側面、90年当時で現在は樹木に覆われている、かっては東北最古といわれていた


飯盛山古墳
前方後円墳、TL60
位置:37°30′01″N 139°57′39″E

白虎隊で有名な飯盛山山頂にある


堂ヶ作山古墳
前方後円墳、TL84、4C中
位置:37°30′24″N 139°57′42″E

遠望、矢印左が前方部、右が後円部、群中最古


後円部から前方部、丘陵頂にあって形は不整形


(見学記)

市内千石通りに面した市営墓地の一角に独立丘陵頂を利用して作られた全長114mの前方後円墳です。国史跡で有名な割には全く案内板はありません。東北地方で最初に確認された前期古墳で後円部頂に2基の割竹形木棺が検出され倣製の三角縁神獣鏡をはじめ豊富な副葬品が出土しています。出土品は県立博物館に,棺の模型は宮城の東北歴史資料館に展示されています。墳丘の保存状況は良いようですが現在は林に覆われて全体を見ることが出来ません。上に上がると墳頂が平らで南側に掘り割りが残っています。西側が斜面になっているせいか後円部が大きく張り出していて主軸に対して対称になっていません。北と西に陪墳が1基づつ残っています。東側丘陵に2基の前方後円墳,堂ヶ作古墳(74~84m,群中最古)飯盛山古墳(60m)があって古墳群を形成しています。国史跡。

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