北岡西・北岡東古墳

徳島県阿波市(旧阿波町)2002年5月訪問、2007年3月再訪

北岡西古墳
円墳
横穴式石室
位置:34°03′57″N 134°11′24″E (日本測地系)
   34.06913964 134.18732499(世界測地系)
墳丘が削られ石垣で改変されている


背の高いドーム型玄室、左右で持ち送りが異なる


極端に狭い玄室天井


奥から外、両袖式


北岡東古墳
円墳、R15、6C後半
横穴式石室、全長5.26m、玄室長3.1,2.02,2.24m
位置:34°03′59″N 134°11′37″E (日本測地系)
   34.06969522 134.19093566(世界測地系)
東に吉野川流域を望む丘陵端に立地


墳丘、開口部


石室正面


羨道


段の塚穴型玄室


奥から外、両袖式


玄室天井部


玄室天井部(入り口側から)


(見学記)
北岡西古墳
ここも場所がよく分からなかったので地元の方(二組だけど)に聞いたが知らなかった。それでもうろついている内になんとか西古墳を発見。斜面下の道路脇に石室がぽっかり開口、墳丘は石垣ですっかり改変されているが玄室は完存、やはり段の塚穴型だが左右の側壁の傾きが大きく異なる。右側は殆ど垂直に立ち上がっているのに左側は大きく傾いている。初めからこの様にしたのだろうか。却って作りづらそうだけど。県史跡。

北岡東古墳
西古墳東方300m、段丘面の崖際に立地、畑の中で殆ど裸の状態なのに意外と探すのに苦労した。南側に石室が僅かに開口している。無理をすれば入れないことも無かったが土が乾いていて泥まみれになりそうなので断念。やはり段の塚穴型石室です。ここから西、上流側は谷幅が狭まり、東側下流は谷平野が大きく広がっていてちょうど山と平野の境目に位置している感じです。県史跡。
(追記)
07年再訪、墳丘が修復され石室も楽に入れるようになっていました。北岡西古墳と比べると正統的な段の塚穴型のドーム式玄室でした。

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