忌部山古墳群
徳島県吉野川市(旧山川町)2003年4月訪問
石室墳5基
2号
横穴式石室、玄室長3.5,幅2,高2m(目測値)
位置:34°02′50″N 134°16′12″E (日本測地系)
34.05053192 134.26731818(世界測地系)
手前が2号、奥が1号、標高250mのかなり高所にある、1号は盗掘で石室破壊

石室正面

小型の石を積み上げた玄室、かなり持ち送りがある

中央部が高くなる天井

奥から外

3号
石室正面、2号のすぐ下側にあるが正反対の東南に開口

玄室、持ち送りが少ない

奥から外

天井石が抜かれている

(見学記)
国道192号に忌部神社の大きな案内標識が立っているのでそこから道を逸れて山裾の神社に行き、更に曲がりくねった道を登って上のお寺まで車で行けます。ここからかなり急傾斜の山道を登っていくと20分ほどで古墳群にたどり着きます。1-3号がほぼ一カ所にあり、一番上のが1号(現地の説明板では3号となっているが間違っているようだ)。墳頂部が大きく盗掘されて石室はすっかり破壊、小型の竪穴石室もあるそうだが見ることは出来ない。すぐ下にあるのが2号、羨道はかなり破壊されているが玄室の残りは一番いい。玄室は小型の石を積み上げかなり持ち送りがあり天井部は中央が高くなっている。いわゆる忌部山型石室で四隅が丸くなっているそうだがあまり感じられなかった。少し離れた下にあるのが3号、こちらは天井部が抜かれ墳丘もはっきりしない。すぐ近くにあるのに石室が2号と反対向きになっているのが興味深い。すぐ近くに4,5号もあるようだ(後から知ったのだが)。今年四国に渡ったのはここと久本古墳を見るのが最大の目的だったが、正直なところここでの石室の数が少なかったことにほっとしている。町史跡。
石室墳5基
2号
横穴式石室、玄室長3.5,幅2,高2m(目測値)
位置:34°02′50″N 134°16′12″E (日本測地系)
34.05053192 134.26731818(世界測地系)
手前が2号、奥が1号、標高250mのかなり高所にある、1号は盗掘で石室破壊

石室正面

小型の石を積み上げた玄室、かなり持ち送りがある

中央部が高くなる天井

奥から外

3号
石室正面、2号のすぐ下側にあるが正反対の東南に開口

玄室、持ち送りが少ない

奥から外

天井石が抜かれている

(見学記)
国道192号に忌部神社の大きな案内標識が立っているのでそこから道を逸れて山裾の神社に行き、更に曲がりくねった道を登って上のお寺まで車で行けます。ここからかなり急傾斜の山道を登っていくと20分ほどで古墳群にたどり着きます。1-3号がほぼ一カ所にあり、一番上のが1号(現地の説明板では3号となっているが間違っているようだ)。墳頂部が大きく盗掘されて石室はすっかり破壊、小型の竪穴石室もあるそうだが見ることは出来ない。すぐ下にあるのが2号、羨道はかなり破壊されているが玄室の残りは一番いい。玄室は小型の石を積み上げかなり持ち送りがあり天井部は中央が高くなっている。いわゆる忌部山型石室で四隅が丸くなっているそうだがあまり感じられなかった。少し離れた下にあるのが3号、こちらは天井部が抜かれ墳丘もはっきりしない。すぐ近くにあるのに石室が2号と反対向きになっているのが興味深い。すぐ近くに4,5号もあるようだ(後から知ったのだが)。今年四国に渡ったのはここと久本古墳を見るのが最大の目的だったが、正直なところここでの石室の数が少なかったことにほっとしている。町史跡。