龍王崎古墳群
佐賀県白石町(旧有明町)2007年1月訪問
約20基、古今の森公園として保存
分布図(説明板から)画面右が北、画面下の道路が国道207号

1号
横穴式石室、玄室長2.7,幅1.8m(凡そ)
位置:33°08′01″N 130°07′28″E (日本測地系)
33.13694209 130.1221472(世界測地系)
墳丘

石室正面、上部を失っている

玄室、奥壁に鏡石を据えている

玄室奥上から、奥が広がる羽子板状

玄室上横から

2号
横穴式石室、玄室長2.6,幅1.8m(凡そ)
3号から見た2号墳丘、右奥に1号が見えている

石室正面、手前がハの字状に広がる

玄室、基部に大型の石を据え上に平石を積み上げている

奥から外、左側の袖石が傾いている

玄室上横から

3号
横穴式石室、玄室長2.5,幅0.8-1.6m(凡そ)
墳丘

玄室上から

まぐさ石の残った玄門、入り口の幅はかなり狭い

2号と構造の似た玄室

奥から外、背が高そう、右側の側壁はかなり破壊

5号
横穴式石室、玄室長1.3,幅0.7-1.0m(凡そ)
上部が削平された墳丘

石室正面、玄門前がハの字状に開いている

基部しか残っていない玄室

玄室奥上から、羽子板状の小さな玄室

6号
複式横穴式石室
復元された墳丘

ガラス越しに石室見学、内側に水滴がついてさっぱり分からない

その他の古墳
半壊した石室が露出

(見学記)
有明町竜王(現白石町深浦竜王)、小丘陵上にある約20基からなる古墳群で現在古今の森公園として現状保存されています。東側国道207号に面した場所に駐車場有り。そことすぐ上の神社に説明板があり1-6号の古墳が載っていますが4号は殆ど古墳と分からない状態、また他にも幾つかの墳丘があります。神社から木道を上っていくとすぐ左手にあるのが5号、上部が大きく破壊され石室は基部しか残っていない。石室前はハの字状に広がり玄室も奥が広がる羽子板状、と言っても長さは1.3m程度しかありません。更に上っていくと1-3号の墳丘が集中しています。どれも径十数mの大きさ、横穴石室ですが盗掘で上部が大きく破壊されています。規模も同じくらいで長さは2.5m程度、奥が広がる羽子板状です。ただ1号は奥壁下部に鏡石を据え上に小型の石を乱石積みしていますが、2,3号は下部に大型の石を据えその上に平石積みとちょっと構造が異なっています。これらから少し離れた南西斜面にあるのが6号墳で墳丘が復元されています。群中最大の石室で複室構造、正面からガラス越しに内部を見学出来ますが内側にびっしり水滴がついて内部が殆ど見えない。袖石に家屋文様の線刻壁画があるそうなので余計に残念。しかも説明板もなし。今年はこの後でも何カ所かでガラス越しに石室を見学する機会がありましたがみな内側に水滴がついていた。冬場の方が古墳見学に適しているのにこの点は残念です。県史跡。
約20基、古今の森公園として保存
分布図(説明板から)画面右が北、画面下の道路が国道207号

1号
横穴式石室、玄室長2.7,幅1.8m(凡そ)
位置:33°08′01″N 130°07′28″E (日本測地系)
33.13694209 130.1221472(世界測地系)
墳丘

石室正面、上部を失っている

玄室、奥壁に鏡石を据えている

玄室奥上から、奥が広がる羽子板状

玄室上横から

2号
横穴式石室、玄室長2.6,幅1.8m(凡そ)
3号から見た2号墳丘、右奥に1号が見えている

石室正面、手前がハの字状に広がる

玄室、基部に大型の石を据え上に平石を積み上げている

奥から外、左側の袖石が傾いている

玄室上横から

3号
横穴式石室、玄室長2.5,幅0.8-1.6m(凡そ)
墳丘

玄室上から

まぐさ石の残った玄門、入り口の幅はかなり狭い

2号と構造の似た玄室

奥から外、背が高そう、右側の側壁はかなり破壊

5号
横穴式石室、玄室長1.3,幅0.7-1.0m(凡そ)
上部が削平された墳丘

石室正面、玄門前がハの字状に開いている

基部しか残っていない玄室

玄室奥上から、羽子板状の小さな玄室

6号
複式横穴式石室
復元された墳丘

ガラス越しに石室見学、内側に水滴がついてさっぱり分からない

その他の古墳
半壊した石室が露出

(見学記)
有明町竜王(現白石町深浦竜王)、小丘陵上にある約20基からなる古墳群で現在古今の森公園として現状保存されています。東側国道207号に面した場所に駐車場有り。そことすぐ上の神社に説明板があり1-6号の古墳が載っていますが4号は殆ど古墳と分からない状態、また他にも幾つかの墳丘があります。神社から木道を上っていくとすぐ左手にあるのが5号、上部が大きく破壊され石室は基部しか残っていない。石室前はハの字状に広がり玄室も奥が広がる羽子板状、と言っても長さは1.3m程度しかありません。更に上っていくと1-3号の墳丘が集中しています。どれも径十数mの大きさ、横穴石室ですが盗掘で上部が大きく破壊されています。規模も同じくらいで長さは2.5m程度、奥が広がる羽子板状です。ただ1号は奥壁下部に鏡石を据え上に小型の石を乱石積みしていますが、2,3号は下部に大型の石を据えその上に平石積みとちょっと構造が異なっています。これらから少し離れた南西斜面にあるのが6号墳で墳丘が復元されています。群中最大の石室で複室構造、正面からガラス越しに内部を見学出来ますが内側にびっしり水滴がついて内部が殆ど見えない。袖石に家屋文様の線刻壁画があるそうなので余計に残念。しかも説明板もなし。今年はこの後でも何カ所かでガラス越しに石室を見学する機会がありましたがみな内側に水滴がついていた。冬場の方が古墳見学に適しているのにこの点は残念です。県史跡。