脇袋古墳群

福井県若狭町(旧上中町)2003年5月訪問

前方後円墳3他

古墳群航空写真(説明板より)


上ノ塚古墳
前方後円墳、TL90,R51,RH9,FW48,FH7、5C
位置:35°27′53″N135°52′39″E

前方部隅から後円部、周溝が水田になっている、3基のうちこれだけが前方部が北向き


後円部正面


中塚古墳
前方後円墳、TL60

谷奥からの遠望


後円部


西塚古墳
前方後円墳、TL74,R39,FW47、5C後半
位置:35°27′55″N135°52′35″E

東側から、前方部は殆ど削平


前方部から後円部、前方部隅の一部が僅かに残る


西から、中央家の背後に上ノ塚がある


糠塚
円墳
下部しか残っていない


(見学記)
国道27号を更に東に行くと案内表示が出ています。脇袋の地名の通り袋状の谷地形の中に3基の前方後円墳を含む古墳群です。若狭国造「膳臣」の一族の墳墓だと言われています。一括して国史跡。

西塚古墳
国道を外れて集落に向かう道を行くと左手の水田の中に丸い墳丘が見えてきます。これが全長74mの前方後円墳ですが前方部は殆ど削平、隅の一部が僅かに残っている程度でここに標柱が立っています。前方部の長さに比べて後円部も小さくこちらもかなり削平されているようだ。横穴石室を持つそうだが全く確認は出来ない。南側に円墳の糠塚がある。下部しか残っていないが数基ある円墳のうち確認しやすいのはこれだけのようだ。

上ノ塚古墳
西塚のすぐ東側、全長90mの前方後円墳で群中最大、墳丘の残り具合も3基の中では一番良いがそれでも耕作で大分変形している。周溝が水田として残っている。3基の中でこれだけが前方部が北向きになっている。

中塚古墳
谷の一番奥にある全長60mの前方後円墳だが変形が著しく前方後円墳として確認しづらい。

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