野々瀬古墳群

愛媛県今治市(旧朝倉村)2002年5月訪問

現存20基、6C後半~7C前半

分布図


遠望:右より1-3号、1号は見かけよりもっと離れている、3号の石室内部は埋没


1号(七間塚古墳)
円墳、R18,H6
横穴式石室、全長9m、玄室高2.2m
位置:33°59′23″N 133°02′06″E (日本測地系)
   33.99302473 133.03243628(世界測地系)
墳丘、石室正面


羨道


玄室、県下最大と言うことだが下部が埋まっているせいかそれ程大きくは感じない


奥から外


2号
墳丘、石室正面


玄室


奥から外、無袖式、小型の石室


7号
墳丘


9号
墳頂付近に露出した石材


細長い玄室、思った以上に良好に残っている


奥から外


12号(五間塚古墳)
円墳
横穴式石室
位置:33°59′19″N 133°01′59″E

墳丘、石室正面


背の高い玄室、1号よりずっと大きい感じ


奥から外


13号
墳丘、石室正面


石室内部、かなり埋没、崩れかかっている


15号
上部を失い露出した石室、奥に仕切がある


(見学記)
村役場南東1km、谷状地形の奥まった場所にある県下最大級の群集墳です。かっては100基以上あったそうだが現存は20基程度。小さな工場?側の道路に説明板があるのでこれを見つけたらあとは比較的容易(と言っても絵地図だから分かりにくいが)。ここに13,14号があり13号で石室が開口しているが内部はかなり埋没している。道路反対側の林の中に13号の大きな墳丘がある。五間塚古墳で背の高い石室が開口している。すぐ脇には上部を失った石室が露出している。説明板前の道路を東に行くと右手に幾つかの墳丘が見えてくる。下からは石室は見えなかったが取りあえず上ってみたら9号墳の頂き辺りに石材が露出、かなり崩壊していると思ったが玄室内部は意外なほど残っていた。9号の手前で道を左に曲がると2,3号の割と大きな墳丘が並んでいる。共に石室が開口しているが3号は内部が埋没している。更に進んでいくと1号の七間塚古墳がある。県下最大クラスの石室だと言うことだが下部がやや埋まっているせいかそれ程大きくは感じられずちょっと残念だった。県史跡
(追記)HP「古墳とかアレ」によると3号の玄室は埋没しておらず完存しているそうです。でも入室には相当の覚悟が必要みたい。

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