大谷古墳

京都府京丹後市(旧大宮町)1999年4月訪問

帆立貝式、TL32,R26
墳丘消滅、箱式石棺のみ公園として移築保存
位置:35°34′15″N 135°06′15″E (日本測地系)
    35.57399382 135.10137308(世界測地系)

移築石棺、墳丘は模型


箱式石棺、女性人骨が出土、身に比べて蓋の幅がずいぶん広い、それにしてもずいぶん窮屈そうな石棺


石棺の両端に立石状の物がある


(見学記)
町役場南南東1.2km、丘陵上にあった古墳です。R312に「女王の丘」と書いてある大きな案内板があったので見に行った。小さな公園内にこれまた小さな帆立貝式の墳丘がある。何だと思って側の説明板を見ると本体はすぐ側の工業団地内にあったが消滅、箱式石棺だけ移築したとのこと。元は全長32m、後円部径26mの帆立貝式古墳でした。箱式石棺からほぼ完全な40代女性の骨が出土(それで女王の丘ね)、他に鏡、勾玉、剣、斧等が出土しています。それにしても墳丘の大きさに比べて石棺の小さいこと、内法1.5m×0.3mでいくら当時の女性が小さかったとはいえ、さぞかし窮屈だったでしょうね。興味深いのは石棺の前後に小さいながらも立石があること、大阪の松岳山古墳の立石を連想させます。何か関連があるのでしょうか。

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