新戸古墳

京都府京丹後市(旧大宮町)1999年4月訪問

前方後円墳、TL35,R20,FW28,RH5,FH4
横穴式石室、全長7.2m、玄室長6,幅2,高3.4m
位置:35°33′56″N 135°05′25″E (日本測地系)
    35.56871397 135.08748594(世界測地系)

石室入口、墳丘も比較的良く残っている


奥行きの長い石室、奥壁に石棚


石棚


両袖式、持ち送りが強い


(見学記)
町役場南南西1.7km、野田川町から大宮町に至るR312が大宮町の盆地に入ってすぐに県道76号を左折、800m程行って学校を左手に見ながら右折、さらに集落内の道路を右折するとすぐにバス停脇に大きな説明板がある。古墳はそのすぐ上にあるが崖になっているので反対側から上る。全長35mの前方後円墳で墳丘は比較的良好、後円部南側に横穴石室が開口、全面が崖になっているが危険という程ではない。墳丘に比して大きな石室でさらに特筆すべきは石棚があることです。石室全長7.2m玄室長6m幅2m高3.6mで丹後最大、細長く背の高い石室です。玄室は両袖式でやや大型の割石を使い、持ち送りがある、石棚はあまり加工されてない分厚い石材が使用され奥壁の上下2枚の石の間に挟まれています。岩橋型と言うよりは普通の石室に石棚が付けられている感じです。説明板に京都で2例の石棚と書かれていたので一瞬京都2冠王と思ったが小金岐古墳群や高浪古墳等他にもあるはずなんだが。

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