蛭子山古墳群

京都府与謝野町(旧加悦町)1999年4月訪問

前方後円墳1,方墳7(4号以下は殆ど不明)
作山古墳群と共に古墳公園内に保存

蛭子山古墳
前方後円墳、TL145,R100,FW62,RH16,FH11
位置:35°30′14″N 135°06′26″E (日本測地系)
    35.50705015 135.10443215(世界測地系)
小さな盆地に不釣り合いなほど大きな墳丘


前方部から後円部


舟形石棺


2号
方墳、L42
蛭子山前方部からの眺め


割と大きな方墳だが主墳のすぐ側で割を食っている


3号
方墳、L15
3号までが国史跡


(見学記)
作山古墳群の谷を挟んだすぐ北側、尾根の先端を利用して造られた全長145m高14mの前方後円墳です。4C後半に造られ丹後第3位の規模で墳丘は非常によく残っていますが多少なりとも復元したのだろうか。墳頂は平坦でここに花崗岩製の舟形石棺があります。現在覆い屋の中に保存展示されていますが長さ2.7mとかなり大きい、蓋身とも木口部に縄掛け突起が付いている。後円部東側に接するように2号墳がある。一辺42mと結構大きな方墳だがそばに大きな墳丘があるだけにちと分が悪くあまり大きく見えない。南側に突出部のようなものがあるがこれは自然地形だろうか。さらに東側に3号墳があるがこちらは一辺15mの方墳でさらに小さくなる。ここまでが国の史跡でさらに東側公園内に4-8号の方墳があるはずだがわずかな高まりが一つあるだけで他は確認できず。この蛭子山古墳群と作山古墳群はどのような関係だったんでしょうね。築造時期は一部重なっているようだが群の構成から考えて同系列の古墳群とも思えず興味深いですね。

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