小見真観寺古墳

埼玉県行田市 1988年1月訪問、1997年再訪

前方後円墳、TL112,R55,RH7,FW48,FH4
複室横穴式石室
位置:36°09′23″N139°28′46″E

石室正面、全体に板状の石が使われている


後室玄門


玄門奥より


後室床面の溝、千葉県竜角寺古墳群浅間山古墳石室のような箱式石棺があったのだろうか


くびれ部上にある石室


(見学記)

埼玉古墳群北方4km寺の本堂裏にあります。全長112mの前方後円墳ですがあまり高くなく細長い感じのする墳丘です。後円部とくびれ部上部に石室が開口しています。前者は玄室前室からなり奥行きはそれ程ありませんが立って入れるほどの大きさです。壁天井は緑泥片岩の1枚石を使って構成され玄室全室の境も1枚石を刳り抜いて使っているようです。今は残念ながら割れていますが。玄室の床にも何かを置いたような浅い溝が掘られています。後者の石室は前にセメント造りの階段があるうえに、さらに精度良く加工された緑泥片岩が使われていますからあまり石室らしく見えないのがちょっと残念。国史跡

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。
メール連絡が必要な方は↑からお願いします

ブログ内検索
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
最新記事
FC2ブログランキング

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

各県市町村別
最新コメント
リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示