飯塚・招木古墳群
埼玉県秩父市 2000年1月訪問
円墳122基、かなりの数が残存
古墳群石碑、背後の林に多数の古墳
位置:36°02′26″N 139°05′50″E

密集状態の墳丘




円錐形の形のいい墳丘


頂部に石室が見えている

上記古墳の石室、結構大きい

石室が開口した古墳

〃内部

頂部に僅かに石室石組みが見えている、石室が僅かにでも見えるのは数基程度

89号
円墳、R11,H2.5
横穴式石室、石室全長5m、玄室長2.6m
位置:36°02′33″N 139°06′01″E
復元墳丘、側の道路建設で石室移築

側壁は平石積み、幅は狭い、写真はないが玄室と羨道で石材や積み方が大きく異なる

(見学記)
秩父鉄道黒谷駅から国道140号を200m程南下するとT字路があります。ここを西に行く道が古墳通り、端を渡ってすぐ左側に89号墳があります。これは古墳通り建設の際7基の古墳が破壊され、その内の1基の石室を移築墳丘を復元したものです。径11m、高2.5mの円墳で全長5m玄室長2.6mの石室があります。中には入れませんが玄室はやや胴張りですが幅が狭く羨道は更に狭い、人一人が通るのがやっとのくらいです。興味深いのは玄室と羨道で石材や石の積み方がまるで異なることです。羨道は丸みのある自然石(俗称真石)乱石積み、玄室は砂岩質平石を使った小口積みです。玄門に薄い板状の石を立てた右片袖式ですが、袖石に板状の石を立てるというのが秩父の特徴なんでしょうか、他でも幾つか見ました。ここから道路沿いに南に300m程行くと石碑がありこれによれば古墳総数122基、径5~27m、高1~4mの円墳群です。側の雑木林の中にも古墳が密集しています。さすがに全部写真に撮るのは諦めて形のいいのだけ撮ろうとしたが概ね円錐形のいい形をしていて崩れたのは少ない。石室の露出しているのが2基ある。かなり崩壊しているが現墳丘の頂部にあるところを見ると元の墳丘はもっと背が高かったんでしょうね。にわか雨の時石室の中で雨宿りをしたので氷雨塚とも呼ぶそうだが少なくとも雨宿りが出来るような石室は発見できなかった。県史跡。
円墳122基、かなりの数が残存
古墳群石碑、背後の林に多数の古墳
位置:36°02′26″N 139°05′50″E

密集状態の墳丘




円錐形の形のいい墳丘


頂部に石室が見えている

上記古墳の石室、結構大きい

石室が開口した古墳

〃内部

頂部に僅かに石室石組みが見えている、石室が僅かにでも見えるのは数基程度

89号
円墳、R11,H2.5
横穴式石室、石室全長5m、玄室長2.6m
位置:36°02′33″N 139°06′01″E
復元墳丘、側の道路建設で石室移築

側壁は平石積み、幅は狭い、写真はないが玄室と羨道で石材や積み方が大きく異なる

(見学記)
秩父鉄道黒谷駅から国道140号を200m程南下するとT字路があります。ここを西に行く道が古墳通り、端を渡ってすぐ左側に89号墳があります。これは古墳通り建設の際7基の古墳が破壊され、その内の1基の石室を移築墳丘を復元したものです。径11m、高2.5mの円墳で全長5m玄室長2.6mの石室があります。中には入れませんが玄室はやや胴張りですが幅が狭く羨道は更に狭い、人一人が通るのがやっとのくらいです。興味深いのは玄室と羨道で石材や石の積み方がまるで異なることです。羨道は丸みのある自然石(俗称真石)乱石積み、玄室は砂岩質平石を使った小口積みです。玄門に薄い板状の石を立てた右片袖式ですが、袖石に板状の石を立てるというのが秩父の特徴なんでしょうか、他でも幾つか見ました。ここから道路沿いに南に300m程行くと石碑がありこれによれば古墳総数122基、径5~27m、高1~4mの円墳群です。側の雑木林の中にも古墳が密集しています。さすがに全部写真に撮るのは諦めて形のいいのだけ撮ろうとしたが概ね円錐形のいい形をしていて崩れたのは少ない。石室の露出しているのが2基ある。かなり崩壊しているが現墳丘の頂部にあるところを見ると元の墳丘はもっと背が高かったんでしょうね。にわか雨の時石室の中で雨宿りをしたので氷雨塚とも呼ぶそうだが少なくとも雨宿りが出来るような石室は発見できなかった。県史跡。