法童寺古墳
【御領古墳群】表山古墳群・上御領下組古墳群・上御領中組古墳群・国分寺裏山古墳群・奈良原古墳群・下御領古墳群・法童寺古墳群
広島県福山市(旧神辺町)2007年3月訪問、19年1月再訪
2基
(2019年)
1号(法童寺古墳)
横穴式石室、玄室長6,幅1.8,高1.8m(凡そ)
位置:34°33′51″N 133°24′05″E (日本測地系)
34.56740477 133.39877733(世界測地系)
案内板がありました(童の字が間違ってる)、矢印もないしこれだけで行くのは無理でしょう(見学後に気がついたし)

竹林の中の石室は特に変わりなし、御領の中では一番低い位置にある古墳

石室自体は変わりないけど内部に竹が生えている

ほぼ1枚石の奥壁

右側壁奥だけ小型の石材、適当な石材がなかったか

奥から外

側壁の面が整えられている

反対側も同様、やはり_5の石材だけ異質

2号
1号北東3,40m、短い尾根の斜面に立地

石室正面、左側壁の石材が抜け天井石が大きく傾いている

石室内部は良好のようだ

先端が尖った細長い奥壁鏡石、どうしてもこの石を使いたかったんでしょうか

奥から外、無袖でしょうか、古い竹が邪魔

(2005年)
横穴式石室、玄室長6,幅1.8,高1.8m(凡そ)
位置:34°33′51″N 133°24′05″E
山裾に築かれた古墳、墳丘は殆ど流失

石室正面

巨石を使った玄室

1枚石の奥壁

奥から外

(見学記)
(2019年)
2号があるというので再訪してみました。6年ぶりで場所はすっかり忘れていましたが分布図を持っていったので1号はすぐ分かりました。2号はこの北東3,40m程の場所、尾根筋西側斜面に石室が開口していますが尾根上を探したので意外と手間取った。1号よりずっと小型、まぐさ石が下がった無袖式でしょうか。奥壁は縦長で鏡石がドングリのように先端が尖っているのがちょっと変わっています。訪問後に道路脇に表示版があるのに気が付きましたが名前が書かれているだけで矢印もないし流石にこれだけでは探せないでしょう、しかも字が間違っているし。ここだけなら側のT字路に駐車スペースあり。
(2005年)
国分寺から八幡神社の前を通って東に500m程の距離にある古墳です。このくらいの距離だと駐車場所がない場合を考えて歩いていきますが徒歩だと500mと言う距離がなかなか分からない。なんとか土塀が目印となって見つけることが出来ました。山裾の竹林の中にある古墳は墳丘が殆ど流失、南側に開口した石室も羨道はかなり壊失していますが玄室完存、6m程の奥行きがあります。奥壁は巨石1枚石、側壁も大型の石材が使われていますが一番奥右側だけ一部小型の石が積まれている。大型の石材が調達できなかったんだろうか。天井も高さが揃えられていて技術の高さを伺わせます。
広島県福山市(旧神辺町)2007年3月訪問、19年1月再訪
2基
(2019年)
1号(法童寺古墳)
横穴式石室、玄室長6,幅1.8,高1.8m(凡そ)
位置:34°33′51″N 133°24′05″E (日本測地系)
34.56740477 133.39877733(世界測地系)
案内板がありました(童の字が間違ってる)、矢印もないしこれだけで行くのは無理でしょう(見学後に気がついたし)

竹林の中の石室は特に変わりなし、御領の中では一番低い位置にある古墳

石室自体は変わりないけど内部に竹が生えている

ほぼ1枚石の奥壁

右側壁奥だけ小型の石材、適当な石材がなかったか

奥から外

側壁の面が整えられている

反対側も同様、やはり_5の石材だけ異質

2号
1号北東3,40m、短い尾根の斜面に立地

石室正面、左側壁の石材が抜け天井石が大きく傾いている

石室内部は良好のようだ

先端が尖った細長い奥壁鏡石、どうしてもこの石を使いたかったんでしょうか

奥から外、無袖でしょうか、古い竹が邪魔

(2005年)
横穴式石室、玄室長6,幅1.8,高1.8m(凡そ)
位置:34°33′51″N 133°24′05″E
山裾に築かれた古墳、墳丘は殆ど流失

石室正面

巨石を使った玄室

1枚石の奥壁

奥から外

(見学記)
(2019年)
2号があるというので再訪してみました。6年ぶりで場所はすっかり忘れていましたが分布図を持っていったので1号はすぐ分かりました。2号はこの北東3,40m程の場所、尾根筋西側斜面に石室が開口していますが尾根上を探したので意外と手間取った。1号よりずっと小型、まぐさ石が下がった無袖式でしょうか。奥壁は縦長で鏡石がドングリのように先端が尖っているのがちょっと変わっています。訪問後に道路脇に表示版があるのに気が付きましたが名前が書かれているだけで矢印もないし流石にこれだけでは探せないでしょう、しかも字が間違っているし。ここだけなら側のT字路に駐車スペースあり。
(2005年)
国分寺から八幡神社の前を通って東に500m程の距離にある古墳です。このくらいの距離だと駐車場所がない場合を考えて歩いていきますが徒歩だと500mと言う距離がなかなか分からない。なんとか土塀が目印となって見つけることが出来ました。山裾の竹林の中にある古墳は墳丘が殆ど流失、南側に開口した石室も羨道はかなり壊失していますが玄室完存、6m程の奥行きがあります。奥壁は巨石1枚石、側壁も大型の石材が使われていますが一番奥右側だけ一部小型の石が積まれている。大型の石材が調達できなかったんだろうか。天井も高さが揃えられていて技術の高さを伺わせます。